2005年1月
全米話題作
米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介。 |
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ミート・ザ・フォッカーズ(原題) | ||||
監督:ジェイ・ローチ キャスト:ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、ダスティン・ホフマン、バーブラ・ストライサンド ストーリー:愛する彼女・パム(テリー・ポロ)の父親ジャック(ロバート・デ・ニーロ)は元CIAの堅物。なんとかジャックからパムとの結婚を許してもらえたグレッグ(ベン・スティラー)だったが、今度はジャック夫妻が自分の両親(ダスティン・ホフマン&バーブラ・ストライサンド)と会うことになり……。 |
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日本でも2001年に公開された『ミート・ザ・ペアレンツ』の続編が$44.7M(約46億円)という数字をはじき出し、堂々の初登場1位を飾っている。ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラーなどの主要キャストの続投に加え、ダスティン・ホフマンと『ファニー・ガール』でアカデミー賞に輝いたバーブラ・ストライサンドが夫婦役で登場。バーブラ・ストライサンドにとっては、この作品が実に8年ぶりのスクリーン復帰作となっている。監督は『オースティン・パワーズ』シリーズのジェイ・ローチが前作に引き続きメガフォンをとっている。 |
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ホワイト・ノイズ(原題) | ||||
英題: White Noise |
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『バットマン』シリーズのマイケル・キートンと『ゲーム』のデボラ・アンガー主演のサスペンス・スリラーが初登場2位を飾った。公開前の批評はあまりよくなかったが、$24.1M(約23億円)となかなかの滑り出しを見せている。監督のジェフリー・サックスはこれまでTV界で活躍していて、これが映画初デビュー作となる。死んだ妻の声から犯人を探すというオカルト・サスペンス、日本では公開されるのか!? |
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コーチ・カーター(原題) | ||||
英題:Coach Carter 監督:トーマース・カーター キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセイル、イアン・ホルム ストーリー:1999年、高校のバスケットボール・コーチになったカーター(サミュエル・L・ジャクソン)は、学業成績はよくないが、腕の立つ選手をまとめ、不敗のチームを作り上げる。 |
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サミュエル・L・ジャクソン主演の新作が、1500館規模で公開され、$23.6M(約23億円)を稼ぎ出し、『ホワイト・ノイズ』(原題)から首位を奪った。監督は『セイブ・ザ・ラスト・ダンス』のトーマース・カーターで、実在の高校バスケットボールチームを舞台に繰り広げられる葛藤と勝利を描く。なお歌手のアシャンティも出演している。 | ||||
エレクトラ | ||||
監督:ロブ・ボウマン 出演:ジェニファー・ガーナー、ゴラン・ヴィシュニック、ウィル・ユン・リー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ ストーリー:死に至るほどの傷を負いながらも、奇跡的に一命を取り留めたエレクトラ(ジェニファー・ガーナー)は、その後、世間とのあらゆる絆を断ち切って、暗殺者として生きていた。しかし闇の武術を操るザ・ハンドというシンジケート組織に追われる父娘と関わったことから、エレクトラはこのザ・ハンドと壮絶な戦いを繰り広げることになる。 |
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ベン・アフレック主演『デアデビル』からのスピンオフ作品。主演は現在ベンと交際中のジェニファー・ガーナー。監督は「スター・トレック’88」や「X-ファイル(6th season)」などのTVシリーズで活躍しているロブ・ボウマン。日系二世のケイリー=ヒロユキ・タガワやボブ・サップもスクリーンデビューを飾った作品だったが、初登場は$12.5M(約11億円)と『デアデビル』に比べると低調な滑り出しとなってしまった。 |