2005年2月
全米話題作
米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介。 |
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コンスタンティン | ||||
監督:フランシス・ローレンス キャスト:キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ、ジャイモン・フンスー ストーリー:双子のかたわれを自殺で失い、その真相を探っている警官アンジェラ・ドッドソン(レイチェル・ワイズ)は、エクソシストであるジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)に協力を依頼する。2人は調査をともにするうちに、悪魔たちのある計画を知ることになるが……。 |
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久々にキアヌの主演作が全米で公開された。共演は『ハムナプトラ』シリーズのレイチェル・ワイズ。監督のフランシス・ローレンスはこれが監督デビュー作。気になる初登場の順位は、3000館規模で公開され、$30.5M(約12億円)で2位。ウィル・スミス主演の『ヒッチ』(原題)から首位は奪えなかったものの、まずまずの滑り出し。 |
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ハイド アンド シーク 暗闇のかくれんぼ | ||||
英題: Hide and Seek |
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『プール』のジョン・ポルソン監督が、人気子役のダゴタ・ファニングとロバート・デ・ニーロを主演に作り上げたサスペンス・スリラー。全米初登場は、$22M(約9億円)を稼ぎ出し、見事初登場1位を獲得している。日本でもこの春に公開予定。『コール』の頃に比べると、髪も伸び、成長したダゴタ・ファニングの演技に注目。 |
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最後の恋のはじめ方 | ||||
英題:HITCH 監督:アンディ・テナント キャスト:ウィル・スミス、エヴァ・メンデス、ケヴィン・ジェームズ、アンバー・ヴァレッタ ストーリー:“デートのことなら僕におまかせ”のデート・ドクターであり、恋愛はお手のもののアレックス・ヒッチ(ウィル・スミス)だったが、ゴシップ・コラムニストのサラ(エヴァ・メンデス)と出会って恋に落ちてしまう。しかし自分の恋に、なすすべがないヒッチは……。 |
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ウィル・スミスが初めて挑戦したロマンチックコメディが、$45.3M(約47億円)を稼ぎ出し、初登場堂々の1位を獲得している。$45.3Mという興行収入は、ラブコメディ作品のオープニング記録を塗り替えた。共演は『ワイルド・スピードX2』のエヴァ・メンデス。監督は『メラニーは行く!』『アンナと王様』のアンディ・テナントだ。 | ||||
ダイアリー・オブ・マッド・ブラック・ウーマン(原題) | ||||
監督:ダレン・グラント 出演:キンバリー・エリス、タイラー・ペリー、スティーヴ・ハリス、シェマ・ムーア ストーリー:長年連れ添ってきた弁護士の夫から、20年目の結婚記念日突然捨てられたヘレン(キンバリー・エリス)。彼女はそんな夫を見返すため、ある計画を練る。 |
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『クライシス・オブ・アメリカ』のキンバリー・エリス主演のコメディが約1500館という公開館数ながら、$22.7M(約24億円)をはじきだし、堂々の初登場1位を飾っている。ホームレスを経験したこともある若手黒人劇作家のタイラー・ペリーの人気舞台劇を映画化した作品で、タイラー自身もプロデューサーと脚本を担当しているほか、祖母役でスクリーンに登場している。 |