2005年5月
全米話題作
米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介。 |
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銀河ヒッチハイク・ガイド | ||||
監督:ガース・ジェニングス キャスト:マイケル・ベイ、マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、ジョン・マルコビッチ ストーリー:宇宙バイパス建設のために、ある日突然、地球は破壊されてしまう。宇宙人に救出され、最後の地球人となってしまったのは、ごく平凡な英国男性のアーサー・デント(マーティン・フリーマン)。宇宙でのサバイバル術を銀河系最大のベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」で学び、アーサーは生き残りをかけて宇宙を彷徨う。 |
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伝説的SF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」を、原作の世界観をそのままに、空前のスケールと大胆なビジュアル・センスで完全映画化した作品が、初登場堂々の1位を獲得している。監督は、ミュージック・ビデオとコマーシャルの分野で活躍するガース・ジェニングス。脚本は、2001年に他界した原作者ダグラス・アダムス自身が執筆した幻の遺稿を採用している。 |
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スター・ウォーズ エピソード3/リベンジ・オブ・シス | ||||
英題: STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH |
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人気シリーズの最終作にて全6部作の3番目となる『スター・ウォーズ エピソード3/リベンジ・オブ・シス』。公開前からチャイニーズ・シアター前の行列騒動や監督自らがハンカチなくしては見ることができないと語るなどなにかと話題に事欠かなかった超注目作。気になる全米初登場順位は、$108.5M(約117億円)という驚異的な数字をはじき出し、文句なしの1位を獲得。しばらくは快進撃が続きそうだ。7月9日の日本公開も待たれる。 |
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モンスター・イン・ロウ(原題) | ||||
英題:Monster-in-Law 監督:ロバート・ルケティック キャスト: ジェーン・フォンダ、ジェニファー・ロペス、マイケル・ヴァルタン、ワンダ・サイクス、モネット・メイザー ストーリー:シャーロット(ジェニファー・ロペス)はついに運命の男性、ドクター、ケヴィン・フィールズ(マイケル・ヴァルタン)と出会うが、たったひとつ問題が。それは彼の母親、ビオラ・フィールズ(ジェーン・フォンダ)。最近アンカー・ウーマンからはずされた彼女は、息子の愛情を失うことを怖れ……。 |
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女優復帰をはたしたジェーン・フォンダとジェニファー・ロペス共演のロマンティック・コメディが、$24.0M(約25億円)を稼ぎ、初登場1位に輝いた。恋人の母親と対立することになった主人公の悪戦苦闘ぶりを描く。監督は『キューティ・ブロンド』のロバート・ルケティック。 | ||||
キングダム・オブ・ヘブン | ||||
監督:リドリー・スコット 出演:オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ ストーリー:父親が勇敢な騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)と知った鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)は、十字軍に入隊、戦いに身を投じる。たくましい騎士に成長したバリアンは、やがてエルサレム王を助け、美しい王女シビラ(エヴァ・グリーン)と禁じられた恋に落ちるが……。 |
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『グラディエーター』のリドリー・スコット監督最新作が、全米初登場を見事1位で飾っている。ただ上映館の数と製作にかかった費用からすると$20.0M(約21億円)という数字はやや物足りなく、残念。主演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのオーランド・ブルーム。共演は『ドリーマーズ』のエヴァ・グリーン。意外な俳優が演じている銀製のマスクを被ったボードワン4世も要チェックだ。 |