1850年、カリフォルニアはアメリカの州になろうとしています。しかしその裏で怪しい動きを見せる秘密結社。アメリカの滅亡を企てます。
思惑を知ったゾロは彼らの前に立ちはだかる!ゾロ、そして愛する人々の運命やいかに!?
あらすじだけ聞くとシリアスなイメージですがそれとはほど遠いくだけたアクション・ストーリー。
普段のゾロのボケまくりで冴えないキャラ。いくら変身前とは言え正義の味方が馬にまで馬鹿にされていいものか。
馬のキャラクターも完全にコメディです。
しかしそんなゾロもひとたびマスクをつければポーズ決めまくりの立ち回りが大袈裟なヒーローに変身。うーん、さすがバンデラス。絶対に死にそうもないです。
あんな変装じゃバレない方が無理!だとか、
エレナの方がゾロより強そうだとかホアキンの方が存在感があるとか突っ込みどころも満載で頭空っぽにして楽しめる作風となってます。
オススメはなんと言っても悪役のアルマン。「ロック・ユー!」のルーファス・シーウェルです。
不気味な伯爵役が似合ってます。衣装がまた素敵。
人間味のない役どころでありますがエレナのどこに惚れたんでしょう?
そのへんがいまいちわかりません。
それにしてもエレナ。バンデラスに負けないくらい情熱的なんですがなぜあんなに鼻息が荒いんでしょう。
大人だけでなく子供にキスする時まで息が荒すぎます。
共働きの暑苦しいカップルですがまだまだ続編が期待できそうです。
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