『レイヤー・ケーキ』シエナ・ミラー

　最近人気急上昇中のシエナ・ミラーといえば、イギリス出身の女優と思っている人も多いはず……が、実はイギリス出身ではありません。シエナはニューヨークシティ生まれのバリバリのアメリカ娘。さらに彼女の両親について驚きの事実が判明！ パパはアメリカ人なのですが、ママは南アフリカ出身なのです。つまりシエナの故郷は南アフリカなのです。 ちょっと意外な展開です。両親の離婚後、母と一緒にイギリスに渡ったので、育ちはイギリスということです。

　南アフリカと聞いて「ピン」っときた方もいるでしょう。ハリウッドには南アフリカ出身の美人女優がいました。それはシャーリーズ・セロン！ こんなところに2人の美女の共通点があったとは、またまた意外です。南アフリカにはレベルの高い美女が多いのかもしれません。

　一般人でも女の世界は何かと面倒が多いですよね？ それがハリウッドとなったら……想像するのも空恐ろしいです。パリス・ヒルトン、ミーシャ・バートン、ニコール・リッチなどなど……ゴシップニュースを見る限り、女の世界はかなりドロドロしているようです。シエナ・ミラーもそんなドロドロのまっただ中にいるセレブの1人です。特に後ろ盾（実家がお金持ちだとか、オスカーを受賞しているとか）がなく、“ジュード・ロウの婚約者”という恋愛ゴシップで成り上がった新人女優なので、その風当たりはかなりのものです。

　相当なおしゃれさんなので“ポスト ケイト・モス”なんて書きたてられた日には、ケイト姉さんの逆鱗（げきりん）に触れ「シエナなんてマジ、うざい！」とはき捨てられてしまいました。それでもちゃんと女の友情だって存在するんです。仲良しなのはイギリス出身の若手演技派女優キーラ・ナイトレイ。今年度のアカデミー賞に出席したキーラは、前日にシエナに電話し勇気づけてもらって緊張をほぐしたそうです。次世代を担う女優候補の友情が、長続きするといいですね！

　シエナ語録を作るとしたら、絶対に外せない名ゼリフがあります。それは「わたしの特技は裸になること！」という大胆なもの。シエナはヌードを披露することが大好きな24歳（1981年12月生まれ）なのです。まぁ、若くてピチピチなお年ごろなので見せたいのも無理はありません。『アルフィー』でもパンツ一丁のあられもない姿でジュード・ロウを誘惑しまくっていました。もしやジュードはその姿を見て、ころっと落ちちゃったのではないでしょうか。

　女優さんの多くは「作品に必要性を感じたら脱ぐわ」という人が多く、極力無駄なヌードは世間にさらしません。しかし、シエナは違います。根っからの露出狂（？）なので、シエナのヌードは至るところに存在します。最近発売された雑誌でアート系のヌードを披露するのはもちろん、ネット上でご乱交シーン（←といっても本当にシエナが乱交しているのではなく、あくまで昔仕事で撮影された映像）が流出してもどこ吹く風状態。いやー、肝が据わっていますね、あっぱれ！

　“ジュード・ロウの婚約者”として注目を集めたシエナですが、すったもんだの末ジュードとはお別れしてしまいました。となると、ほかの男どもがシエナを放っておきません！現在、シエナと男性との目撃談やらうわさ話が続々と登場し、ゴシップニュースを騒がせています。その男子の面々たるや……信じられないくらいイケメンぞろいなんです！

　ジュードとくっつく前に付き合っていたとうわさされるオーランド・ブルーム、クラブで仲良くなったレオナルド・ディカプリオ、『レイヤー・ケーキ』で共演したダニエル・クレイグ、『ファクトリー・ガール』（原題）で共演したヘイデン・クリステンセン、親友キーラの元彼ジェイミー・ドーナンなどなど、全員イケメン俳優なんです。シエナの周りには本当にイケメンが引っ切りなしに集まっているので、一体誰が本当の恋人なのか判別は不可能です。なぜこんなにもモテモテなんでしょう？

　うわさのあったダニエル・クレイグと共演した『レイヤー・ケーキ』が7月1日に公開されます。それを観てあなたも“モテる女の秘訣（ひけつ）”を探ってみてください！