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ニューヨークの女刑事さんが、「マッポ」だの「スケバン」だの知っていて、おお、日本通だなあ、とのっけから感心させられました!
しかし、それより、5歳でアメリカに渡ったというのに、レトロな言葉や不良チックな言葉遣いが、非常に流ちょうに出てくるサキちゃん(松浦亜弥)にびっくりです。あ、そうか、ニューヨークで、元スケバンのママに教わってたのか~、なるほど! 「ざけんなよ、てめえ、ヤキ入れっぞ!」な~んて、アメリカで母娘会話していたのかと思うと、ちょっと怖いですが。
だけど、いやー、「てめえ~!」と叫んで、相手に襲いかかるあややは、ショックだけど新鮮です。カッコイイじゃないですか! あ、『あずみ』の上戸彩を見たときと同じ感覚ですね。
かわいい顔して、拘束衣もぶっちぎる怪力! だからこそ、なんの訓練も受けずに、特命刑事として、いきなり潜入捜査ができるお嬢さんなんですね。『ニキータ』よりも才能ありのサキちゃんです。
だけど、最初にヨーヨー使ったときは、うまくあやつれずに、すってんころりん、って~のは超かわいかったっす。ミニスカートですっ転んでもパンツが見えない技も素晴らしい! そうそう、スケバンも今の時代はミニにハイソックスで、レトロな中にも新しい風!
金持ち学校に見えた聖泉学園ですが、学校指定の傘が白のビニール傘らしいのにも、なかなか生徒の負担を軽くしているなあ、とほほえましく思いましたよ。でも、いじめの落書きは、机の裏やパイプの部分にまでびっしり書き込まれてて、とことん陰湿な感じで怖かった。
だけど、スケバン刑事がセーラー服、公安刑事が赤ブレザーと、ともに潜入なのにバレバレなのは、実に潔いなあと思いました。
しか~し、太りましたね、吉良さん役の竹内力。髪型のせいもあって、なんか「怖い渡辺徹」に見えてしまうシーンも何か所か。 だけど、吉良さん、ちゃぶ台で手作り親子丼食べるなんて、ここもレトロ。ニワトリを飼ってて、ビンボーそうな暮らしは、「月1万円生活」のよゐこ濱口チック。でもさー、ニワトリの前で親子丼食うのかよって、なんか、ちょっとブラックです。
決戦前にサキが着替えたセーラー服風の革スーツ、かっこいいですね。さすが「スケバン刑事」ならではのテイストですね~。警視庁が用意したとしたら、粋な日本警察だなあと思ってしまいました。「期間限定」と言わず、これからも頑張ってくださいね、サキちゃん! |
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