週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、1月13日公開の『jackass
number two』に出演している過激な“ジャッカス”メンバーたちクローズアップします。人間が絶対やりたくないことを、絶叫、悶絶しながら笑顔で挑戦する全米の人気者。映画界からはとことん嫌われているワイルドで、実はイケメンなメンバーたち。今度は、どんなおバカな挑戦を見せてくれるでしょうか!?
アメリカで大人気の“ジャッカス”メンバーを引っ張っているのは、ジョニー・ノックスヴィル。危険なことを、大笑いしてやってしまうメチャクチャな性格にも関わらず、でっかいサングラスがやけに似合う色男! 実は結構イケメンだったりして、『コヨーテ・アグリー』など映画にも出演したりしています。
常に危険な挑戦ばかりして視聴者をハラハラさせているジョニーですが、実は女の子のパパでもあります。妻も子どももいる身でありながら、アメリカのアツアツカップル、“ニックとジェシカ”の離婚の原因は、ジェシカ・シンプソンがジョニーにぞっこんになってしまったから……なんてウワサもたっているほどのモテモテ父ちゃんなのです。
ジェシカが夢中になっちゃうのも仕方がない? だって常に暴走気味の頭がおかしい“ジャッカス”メンバーをうまくまとめているジョニー兄さんはとってもすてき! ふつうの男ならびびってしまうことも、ゲハゲハ笑いながらやり遂げる姿はセクシーすぎ! 「ジャッカス」シリーズの構成を手がけているライターとしての腕前も見事です。
「屋上から金カップ(アイスホッケーなどで、大切なところを守る堅いパッド)めがけて、固いボールを投げ落としてもらおう」とか、「暴れまわる牛に乗ってみよう」とか、「おならが出る地点にわざと顔を近づけてみよう」なんてオバカネタにも進んで挑戦してきたジョニー兄さん、今回はBMXに乗って顔面着地に挑戦です!「痛え~~~!」ともんどり打ちながら、ものすごく幸せそうなジョニーの笑顔は100点満点です!
おれが、リーダーよん
Steve Granitz/WireImage.com
アメリカの“ジャッカス”メンバーで、男の子たちに一番憧れられているのがコチラのバムではないでしょうか? バムは、1979年にペンシルバニアで誕生。13歳で、すでに“ジャッカス”メンバーの兆候を見せ始め、危険な技にも果敢に挑んでいくプロスケーター“バム”としてアメリカ中の男子から注目を浴びました。現在もプロのスケーターとして活躍しているバムの腕前は、かなりのもの。アメリカで大人気のテレビゲーム“トニーホーク アンダーグラウンド”にもゲスト出演しているのです!
本作の基になったテレビ版「ジャッカス」が、MTVで放映終了後は、仲間と共に新番組「ビバ・ラ・バム!」を製作。なんとバム自身が、製作、監督、主演を担当し、「ビバ・ラ・バム!」も5シーズン放映されたほどの人気を集めました。バムの魅力はなんといっても、その天才的なスケートテクニックを活かした、あくまで“オバカ”な挑戦。「それは無理でしょう!」ってことに、挑戦してしまうワイルドぶりは、お友だちのプロ・スケーター、トニー・ホークも真っ青です。また、毎回すてきなコメントを残すバムの両親、エイプリル&フィルのリアクションにも注目してみてください。
今回の『ジャッカス2』での見せどころは、暴動鎮圧用の銃(殺すためではないので死にません。でもかなり痛い!)の試撃の的になっちゃうバム!
なんと700発もの銃弾を体中に受けるバムたち……、「ギャー!」と悲鳴をあげながらも楽しそうな姿に癒されます。
不良息子でーす!
Stephen Lovekin/WireImage.com
スティーヴォー=STEVE-Oは、ジャッカスメンバーには欠かせない存在! 彼のクレイジーぶりは、アメリカ中で天下一品! あまりのド変態さに、リーダーのジョニーも口をあんぐりで見てしまうほどです。実は30オーバーのスティーヴォーですが、まったく落ち着いてません。むしろ、彼の落ち着かなさはますますヒートアップしていくばかり……。ピエロのバイトをやったり苦労した末での、『ジャッカス』デビューはスティーヴォーを一気にスターダムにのし上げました。そして、スターになった喜びを隠し切れないスティーヴォーは、背中にでっかい自分の顔のタトゥーを彫ってしまうお馬鹿なはしゃぎぶり。あまりに素直で、まったく憎めないスティーヴォーは、みんなに愛されるド変態キャラなのです!
また、パッチリおめめに真っ白な歯のスティーヴォーは、ジョニーと張り合うほどのイケメンくん。眼球をヒルに吸い付かせてしまっても、今カノはスーパーモデルのメイ・アンダーソン……。どうしてだか、やたらモテモテのスティーヴォーなのです。
「のび太~! 鼻からスパゲッティ食え!」とジャイアンに言われて泣いていたのび太くん。そんないじめられっ子を強い男に叩き直すのが、鼻からスパゲッティどころか、鼻からミミズを吸って口から出せるスティーヴォー先生。スティーヴォー先生総監修による新番組「キャンプ・オブ・スティーヴォー」では、スティーヴォーがいじめられっこや弱虫な男の子をビシバシ鍛えなおすプログラム。先生のようになりたいいじめられっこや不登校児を大募集中なのだそうです!
プレミアでも、半裸が基本のおばかさん
Barry King/WireImage.com
ここでは紹介できなかったメンバーたちも、『jackass
number two』では大活躍しています! 身長140センチの小ささにもかかわらず、数々の危険に挑戦するウィーマン。笑顔のとっても素敵な彼は、カリフォルニア出身。身長に合わせて作られた“ミニ”サイズのボードを使ってワイルドなテクニックを披露するウィーマンは、とっても有名なプロスケーターでもあります。本作では、ウィーマンの5倍はありそうな“おデブ”キャラのプレストンと一緒にバンジーに挑戦!
また普段はバックパックをしょって、世界中を旅しているという壮大なロマンを持った野蛮人のクリス・ポンティアスは、ついにアメリカの映画協会に映像をカットされてしまう最悪なチャレンジを……。さすがのジョニーも「無理!」と拒否してしまった最悪な挑戦は……、恐ろしすぎて言えません!
アメリカ中の批評家から「サイテー!」と言われ、「バカ!」とののしられたにも関わらず大ヒットを記録してしまった第1作目『ジャッカス・ザ・ムービー』。ナンバー2も、メンバーたちの大暴れによって、アメリカでは前作をはるかにしのいで全米初登場第1位! しかも製作費はほとんどかかっていないため、公開初日に製作費を回収してしまうという恐ろしい奇跡まで起きてしまいました。体を張ったジャッカスメンバーのあくなき挑戦から、(目を背けたくなりますが)目を離さないでお楽しみくださいね。
おバカな大人は、いつでも真剣!
Paramount Pictures/Photofest/Media Vast Japan
文・構成:シネマトゥデイ編集部
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