アニキに聞けよ！第37回

週刊寺島進

2007年2月6日

先週の“今週のアニキ”で、アニキが言っていた「無事食べられるか!?」は、「メントレG」のことだったんですね！　アニキ！
スーツ姿もよくお似合いで、きっと読者の皆さまも応援してくださったことと思います！
さて、今週のお悩みは、なんとアニキが大好き！　という渋～い好みの小学校6年生の女の子から！
“えこひいき”する先生に怒りながらも、「大人の先輩」としてのアドバイスをいただきました！

2007/02/06
おれの心の“BROTHER"である蔵人が、ついにデビューだ！
ってことで、PVに出演してきたぜ！

AKTION（a.k.a.真木蔵人）デビューシングル　「Still Neva Enuff feat.ZEEBRA」
発売は、3月7日リリース予定！

PVもかなりかっこいい出来上がりになると思うから
みんな楽しみにしてくれよな！

蔵人と、ZEEBRAと！

<出演情報>
～CM～
・「日本盛」CM放映中！
・「ポケメロJOYサウンド」　CM放映中（声の出演のみ）！
・NTT西日本　フレッツ　“あそむび”

～映画～
・『子宮の記憶』シネスイッチ銀座ほか全国にて公開中
・『長州ファイブ』シネマート六本木にて2月10日より公開！

～ドラマ～
・「ヒミツの花園」フジテレビ系列にて、火曜日夜22時放映中！

DEAR→アニキ

現在小６の今の私の担任は、
セクハラおやじでえこひいきばっかりします。

受験する人ばかりを味方につけて、
受験しない人には全く興味が無いようで、
受験しない人が挙手しても受験する人ばかり当てて、こっちには見向きもしません。

しかも気に入らない人の首をつかんだり、
毎日が地獄です。

私達はあと1ヶ月で卒業です。
このままでは気持ちよく卒業式に参加することができません。
どうしたらイイでしょうか？？

こんな時、アニキだったらどうしますか？？？

良いアドバイスをください＞w＜

小６かよ～。かわいそうになあ。こんな担任に当たっちゃって。

「毎日が地獄です」なんてさあ、かわいそうだよなあ。せっかく卒業間際の楽しい時期だっつうのによお。おれのときも、拳骨されたりしたことはあったけどさ……、普通、子どもの首つかんだりするか!?　これはもう虐待に近いよな、肉体的でもあるし、精神的な。

でも、えこひいきするヤツなんて、いーっぱいいるんだよ！　大人の社会には！　小学校でこれを経験できたのは、逆にいい経験になるかもしれないよね。そうポジティブに思った方がいいよ。

こういう先生は、口で言ってもだめなんだよ。バカだから。おれだったら、完全無視！　無駄なエネルギー使いたくないから、シカトシカト。それか、クラスのみんなで教頭先生に言いつける（笑）！　我慢して頑張ってるお前はえらいな。まったく、先生なら12歳の子どもに地獄を見せちゃいけないよ。

えこひいきは、おれの小学校時代でもあったよ。あのときは悔しかったけど、「おれはおれで生きていこう」って反骨精神を育てられたと思うな。

もうあと1か月、頑張ってさ。中学で、気持ち入れ替えてのびのび遊ぼうって思いな！　中学で、すてきな先生にめぐり合えたらいいよね。そしたら、おれもうれしいよ。あのね、人は人で、傷つけられることもたくさんある。でも、その分、人に癒されることもたくさんあるから……。中学、高校で、きっといい出会いがたくさん待ってるはずだから……、大丈夫だ。まあ、保証はないけどね。小学校で嫌な先生だった分、中学ですごくいい先生に会える可能性も高いじゃない。それに、この時期にそういう傷を作った人間の方が、これから一番多感な思春期で、どんなことも乗り越えられるタフさを得られるはずだよ。

だからね、大人になったときに、先生みたいに、えこひいきする大人にならなければいい。それを、先生から学べばいいんだよ。道徳を学んでるようなもんだ。あと1か月は、人としてのお勉強。これを言ったら、傷つくとか、あなたの心と一緒に学んでいるんだから。それを、思春期から大人に……ってなんか、カラオケみたいになっちゃったけどさ。そういう経験を生かして、差別をしない、えこひいきをしない大きい大人になりなさい。

このページの掲載内容については、編集部が必要と判断した場合には、告知なく変更させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。
「寺島進のアニキに聞けよ！」は毎週火曜日更新の予定ですが、諸事情により更新時間が遅くなってしまう場合があります。読者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

お悩みをサイト上でご紹介させていただいた方には、
寺島アニキからの激励メッセージ付き色紙をプレゼントいたします！
お悩みどしどしお送りください!!
（採用された方には編集部から、追ってご連絡いたします。）

メールはこちらまで→ aniki@cinematoday.jp

関連作品を配信サイトで視聴