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人間性のレベルや、人生のレベル、仕事のレベル……。誰もがステップ・アップしたいと思っているはず。でも世の中は差別や偏見、楽な方へ流されたり、勇気がなかったり、さまざまな障害がいっぱいだ。ボルチモアのスラムで生まれ育ち、荒んだ生活、ぬるま湯の日々を送っていたタイラーも、同じ問題を抱えていた。けれど彼が手にしたステップ・アップは、彼の生活を色づかせ、人生を一変させた。タイラーのステップ・アップ成就の秘けつを、映画の見どころから徹底解析! |
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ひょんな悪事から、名門の芸術学校で奉仕をすることになったタイラーは、そこで今までの自分の生活にはなかった世界を目にすることに。新しい世界へ踏み込むことは、心の垣根を取り払う絶好のチャンス。今いる場所は居心地がいいかもしれないけれど、一歩足を踏み出して知らない世界をのぞいてみるのは自分が変わるチャンスかもしれない! そこにはステキな出来事が待っているハズ! |
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新しい世界に飛び込むと、意外と自分の弱点が見えてくるもの。タイラーは何事も長続きせず、すぐ投げ出すのが最大の弱点。涼しい顔しているのが格好いいなんて、そんなのナンセンス。必死にもがいてる彼らは、とびきり輝いています! ダイエットが成功したあのコも、仕事がデキる彼女も、ピアノがうまいあの人も、一日にして成らず。目標は大きけ
れば大きいほど、すぐに結果は出ないモノ。継続は力なり。自分の弱点とサヨ
ナラしよう。 |
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世界が広がることで、出会いも増えるはず。ある日、芸術学校の掃除を嫌々しているタイラーにも新たな出会いが……。夢に向かって努力するバレエダンサー・ノーラと出会うのです。夢も目標もなく、自分流のダンスを踊ることを楽しんできたタイラー。はじめは「タイツをはいて踊るなんて」と小バカにします。しかし、夢に向かって頑張っているノーラや、友だちのマイルズの作るクールな曲に感化されて、次第に自分の“やりたいこと”に気付き始めるのです。 |
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ノーラのダンスパートナーの代役を務めることになったタイラー。タイツは断固としてはかないけれど、慣れないバレエの練習も、楽しくて仕方がない様子。それはノーラと惹(ひ)かれ合っているのも1つの要因かも。ダンスのアイデアもどんどん出るし、やる気も湧き出てくる、活気に満ちた日々。新しい世界で夢を見つけたタイラーのように、新たな
目標ができると今まで苦しかったこともだんだん楽しく感じられる。そうなったら、
自分の夢や目標を心に描いて、実現のために積極的に動き回ることが成功の
カギ! |
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夢には挫折がつきもの。あきらめずに頑張っていてももうまくいかないことは、きっと誰にでもあるはず。ダンスパートナーの代役とは言え、タイラーも真剣にダンス練習に取り組み始めていた矢先に訪れた不運……。そして、タイラーはまた昔の生活に逆戻りしてしまいます。でも、ちょっと待って。もう昔の生活には、欲しいものはないハズ。だって、
もう新しい世界をのぞいてしまったんだから。きっと挫折は、今までの自分の生
き方を見直すために訪れる試練なのでしょう。夢があるなら「乗り越えられない
試練は、訪れない」と信じて突き進むべき! |
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「プロを目指すには夢のために闘い、生き残る努力が必要」とは、芸術学校の校長(レイチェル・グリフィス)の言葉。いくら才能があったって、それを生かす場がなければ人生のステップ・アップは望めないものです。チャンスは自分で勝ち取るもの! 真剣に取り組んでいる気持ちは、周りの人にもきっと伝わるはず。そして、チャンスをモノにしたとき、ステップ・アップできる(はず)! タイラーやノーラの自分の夢を実現させようと、本気でぶつかり、才能を認め合う姿は、きっとあなたを変えてくれるはずです! |
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