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『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』特集 第2回

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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 特集
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 5月26日より渋谷シネ・アミューズほかにて公開
作品情報
ボラットのアメリカ珍道中
カザフスタンからやってきたボラットは、あこがれのパメラ・アンダーソンを探して、アメリカを東から西へと横断しました。映画で観ると、爆笑の連続ですが、この映画、実は隠された“B面”があるのです!
それは、たった数名だった“ボラット撮影隊”のデンジャラスぶり!
FBIに追われ、シークレットサービスに追われ、ロデオボーイに追われ……。追われ続けた彼らの、ものすごい映画魂を、A面はボラットの想い出日記、B面は撮影隊のハンパじゃないデンジャラス日記でお伝えします!
【ニューヨーク】ニューヨークにやってきたケド、ニューヨーク州警察から逮捕状が出ちゃいまシタ! チンクイエ!(注1)
旅のおもひで A面
ヤグシェマシュ!(注2) ワタシ、ボラットはヨウヤク、カザフスタンからニューヨーーーークへやってきました。初めての地下鉄は、トッテモ刺激的でグーーーーッド! でした。ワタシの国では男も女もみんなキスをしますが、ワタシがキスをしようとすると、ミンナとっても怒っていました! どうしてでしょう?
でも本当は…… B面
デンジャラス度 ★★ <チンクイエ レベル>
ボラットの格好をしたサシャ・バロン・コーエンは、ニューヨークの地下鉄でブチュブチュとチュー攻撃を繰り広げたが、これには、さすがのニューヨーカーたち(特に男性)もドン引き。「てめえ、マジでぶっ殺すぞ!」とガラの悪い兄ちゃんに、激怒された上に顔面をぶっ飛ばされる。
ボラット、ワンポイント用語解説 PART.1 注1)チンクイエ!……カザフ語と思いきや、実はポーランド語。意味は、“ありがとう”。注2)ヤグシェマシュ!……ボラットがあいさつがわりに、たびたび使う母国語。元気いっぱいに「ヤグシェマシュ!」と叫ぶのがポイント。こちらも実はポーランド語で、意味は“元気ですか?”
旅のおもひで A面
ホテルの上下に動くエレベエタアという乗り物は、とってもすてきな空間で、ワタシ、自分のお部屋と間違えてしまいました! ニューヨークのオンナはみんな、きれいで、セクシャルです。ちょっと、安く買えそうな女性に「ハーウマッチ?」と聞いてみたら、トッテモイヤな顔をしました。腹が立ちまっシュ。
その2
でも本当は…… B面
デンジャラス度 ★★★ <ジェインドーブリ(注3) レベル>
ヒット・アンド・ランと呼ばれる、許可を得ずに、撮影して、撮ったら逃げる! というスタイルで撮影をしていたボラット撮影隊。ニューヨークの路上でウン〇し、シティーのシンボルでもあるセントラルパークで洗濯をしたボラットに、ついにブチ切れたニューヨーク州が逮捕状を発行。州外への退去勧告を受けたにも関わらず、まだ撮影していたため、あやうく逮捕されそうになる。
ボラット、ワンポイント用語解説 PART.2 注3)ジェインドーブリ……パメラに会いに行くときに、ついポロッと飛び出した母国語。かと思いきや、こちらもポーランド語で、意味は“いい1日を!”
【ワシントンDC】ホワイトハウスを見ていタラ、シークレットサービスに尋問されちゃいまシタ! ヤグシェマシュ!
旅のおもひで A面
スゴイ筋肉をした男たちと楽しくパレードに参加しました。キスにもチットモ抵抗されず、なんて友好的ナンデショ! グーーッドです! 大統領が住んでいるホワイトハウスにも行きマシタ! 大統領候補と言われているエライ人にもインタビューしました。「中絶シタオンナは地獄に落ちる」と語るカレは、ユダヤ人は地獄にオチル! というワタシの意見に賛成してくれましたよ! ナァァーーイス!
でも本当は…… B面
デンジャラス度 ★★ <チンクイエ レベル>
ワシントンD.Cで、ホワイトハウスを撮影していたボラット撮影隊。そんな彼らを尋問するために、近づいてきたのは、なんとシークレットサービス! ボラットのインタビューを受けた元共和党議員は、「ユダヤ人は、地獄行き」発言のせいで、国民からバッシングの嵐。「だって、アメリカで放映しないと言ったから」と釈明し、「アメリカ以外になら、そういうこと言っていいってのか!」とさらにバッシングを受けて、自らが地獄行きに。
【ミシシッピ】楽しくテレビに出演しタラ、関係者がクビになっちゃいまシタ! ワォワーウィーワア!(注4)
旅のおもひで A面
WAPTというローカル局に、出演するコトがデキマシタ! ワタシは、イッショウケンメイ答えているつもりなのに、なにやら、すぐに「もう帰っていいですよ」と言われてしまいまシタ。なんだか、ブルーのシートの前で、必死に話しているお兄さんがいたので、ちょっと話しかけたら、「あっちに行ってもらえますか?」とまた怒られてしまいまシタ。どうやら、天気を予測していたようデス。ハーイ、ファーイブ!(注5)
でも本当は…… B面
デンジャラス度 ★ <ヤグシェマシュ! レベル>
ボラットが、ボラットであることに気付けなかった地元のWAPTというローカル放送局のプロデューサーは、責任を問われて、解雇処分に……。ボラットの突然の登場に、ぐっちゃぐちゃな天気予報をしてしまった、脳天気なお天気お兄さんのその後が気になるところだ。
ボラット、ワンポイント用語解説 PART.3 注4)ワォワーウィーワア!……英語のWOWをカザフ風に言うとこうなるらしい。興奮したときにでる。注5)ハイ、ファーイブ!……英語のHI FIVE!(ハイタッチ!)をボラット風に言うとこうなる。かなり間延びして伸びやかに言うのがポイント。
【ヴァージニア】アメリカ国歌をパロってみタラ、リンチされかけちゃいまシタ! ハイ、ファーイブ!
旅のおもひで A面
クルーガー・バレーデールのロデオ大会に、招待されたワタシは、たくさんの観客の前でスピーチをしました。イラクの奴らをぶっ殺し続けている、ブッシュさんを、「スバラシイ!」とほめたら、会場はトッテモ盛り上がって、盛大な拍手が起こりまシタ。だんだんコーフンしてきたので、「イラクの民を血祭りにあげてしまいまショー!」と言ったら、急に静かになりまシタ。アメリカ国歌のメロデーに乗せて、わが国カザフスタンの歌を歌ったら、たくさんブーイングを浴びまシタ。馬はこけまシタ。ヤグシェマシュ!
でも本当は…… B面
デンジャラス度 ★★★★★ <ハイ、ファーイブ! レベル>
ロデオ大会に集まっていた観客は相当な数のゴリゴリに保守的な南部ピープル。神聖なるアメリカ国歌を侮辱してしまったボラットだったが、観客のあまりの怒りっぷりに危険を感じて、即座に車に乗り込んで逃亡した。怒りくるったロデオボーイのおっちゃんたちは、「あの野郎は、まじで許さん!」と馬に乗って車を追跡。しまいには、撮影隊の車を無数の怒れる民が取り囲み、「ボラットをリンチさせろ」と、死刑を要求。南部魂、ハンパなし。
こうして、パメラへの道は続くのでした……。気になるこの続きは、劇場で!
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公式サイト 作品情報 ボラットって何者!? ボラットのアメリカ珍道中
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