週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は5月12日公開の『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』に出演しているベン・アフレックをクローズアップします。オスカーの最優秀脚本賞受賞者であり、ハリウッドの恋愛ゴシップの提供者でもあるベン。最近では一児の父になり、すっかり落ち着いたようです。そんな彼を語る上で、マストな人物が4人います。彼らとの関係からベンの素顔に迫ります! |
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ベンが一躍“時の人”として注目されたのは、マット・デイモンと共同で脚本を手がけ、主演もこなした『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で、アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したときです。以来、ベン&マットは才能と人気を兼ね備えた仲良しコンビとしてハリウッドに定着。そのあまりの仲の良さから、「二人はデキているのでは?」というゲイカップル疑惑がささやかれるほど。
確かにこの二人、異様に仲がいいのは事実。プライベートで二人一緒につるんでいるエピソードは数知れず、一緒に番組をプロデュースしたり、新人脚本家発掘のためのコンテスト“プロジェクト・グリーンライト”を立ち上げたりと、まさに運命共同体!
二人のインタビューを読むと、自分たちの友情についてコメントしていることがとても多いのに気づきます。いつもお互いのことを気にかけているんですね。ベンの恋愛ゴシップについて聞かれたマットは「僕らの関係に女性が障害になることはないよ」と確かなきずなをアピール。ベンに至っては、マットがブラピと仲良しなことに関して「おれは頭にきているんだ。ピットがおれたちの間に割り込んできた!」とジェラシーをむき出しにしていました。もちろん、ゲイ説を信じるマスコミに向けたリップサービスですが、この二人……ある意味本当にデキちゃっていますね。
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ベン「おまえが好きや」マット「なんでそ~なるの!」(ボケのベンに、ツッコミのマット)
Ron Galella, Ltd./WireImage.com/MediaVast
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意外や、意外。ベンに思いもよらない一面がありました。それは政界での熱心な活動です。2004年のアメリカ合衆国大統領選挙では、民主党のジョン・ケリーを大プッシュ。ケリーの全米での遊説ツアーに同行しちゃったほどです。ビシっとスーツで決めて、雄弁に選挙活動に参加するベンの姿がとてもりりしいんです!
昔、皿洗いやウェイターといった低賃金のアルバイトをしていた経験のあるベン。当時から「こんな安い賃金で働くなんて……アメリカの貧富の差が広がるばかりだよ……」と世をはかなんでいたそうです。そのこともあって、ベンはケリーとともに“最低賃金を1時間5ドルから1時間7ドル”に引き上げる法案を提出しました。莫大な財産を持つであろうハリウッドスターが、庶民の雇用問題に親身になるなんて、ベンが社会的な感覚をしっかりと持ち合わせているかが伺えます。自身の本格的な政界への進出については名言を避けているベンですが、「(政界進出については)分からないけど、魅力的な話ではあるよね」
と含みを待たせる発言もちらほら。これはもしかすると政界入りも視野に入れているということでしょうか。第2のアーノルド・シュワルツェネッガーになるかも!?
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反対政党のブッシュにすごんでるの?
Kevin Kane/WireImage.com/MediaVast Japan |
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ベンの恋愛ゴシップ史上、最高に騒がれたお相手といえば、もちろんミュージック業界の“ディーバ”ことジェニファー・ロペスです。ベンとジェニファーを合わせて“ベニファー”なんてあだ名が付けられてしまったほどです。(余談ですが、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーは“ブランジェリー”です)
日本では劇場公開されなかったほどヒットしなかった『ジーリ』の共演で出会った二人。付き合い始め当初は大物カップルの誕生にマスコミが飛びつきました。
“ベニファー”カップルはマスコミやパパラッチから執拗(しつよう)に追いかけられ、あることないこと書き立てられてしまいました。“我がまま放題のジェニファー”に“ギャンブルとストリップが大好きなベン”というド派手なお騒がせカップルのレッテルを張られた二人。ベンのストリップ好きについて、ジェニファーは「健全な男子なら当然のことでしょ」と擁護すると、ベンはジェニファーについて「彼女は誤解されているんだ。とんだビッチ(尻軽女)呼ばわりされているけど、今まで付き合ってきた男性はたったの5人なんだよ!」っと古風な女性であることをアピールしていました。そんなラブラブの二人でしたが、婚約まではしたのですが、結局結ばれることなく破局してしまいました。原因の一つは、やはり過度の注目……ですよね。
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“出るクイは打たれる”式にバッシングにあっちゃいました。
Dan MacMedan/WireImage.com/MediaVast Japan |
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ジェニファー・ロペスとの破局後、ベンは「もう業界の女性はこりごり!
一般人と普通の恋愛をしたいよ」と公言していたベン。しかし、次に真剣交際が発覚したお相手も、やはり業界の女性でした。しかも、名前がジェニファー……って。皮肉なもんです。2人目のジェニファーとなったのが、『デアデビル』で共演したジャニファー・ガーナー。同作のスピンオフ企画『エレクトラ』の再共演で一気に仲が深まったようです。
この2人、なかなかしっぽを出しませんでした。しかし、仲良くスポーツ観戦したり、レンタルビデオショップでのデートを目撃されたりと、超庶民派デートがパパラッチされていました。そして、突然の婚約&おめでた報道!
極秘結婚まで済ませ、あれよあれよという間に結ばれてしましました!! 式は超地味婚で、お互いの両親も友人も呼ばず、「エイリアス」でジェニファーの父親役を演じているヴィクター・ガーバーが立会いを務めたのみ。カリブ海に浮かぶタークス&カイコス諸島で2人だけの式がとりおこなわれ、白い砂浜で永遠の愛を近い会いました。この地味っぷりがベンらしさなんです。ベンとジェニファーが並んでいる姿を観ると、どこにでもいるアメリカの若夫婦という気がします。
ベンの最新作『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』では、アウトローな保釈保証人を演じているベン。個性的な登場人物ばかりの本作で、“スター”ベン・アフレックを前面に押し出すことなく、ストーリーの中の1つのコマとして自分の役割をきちんと演じている彼は、好感度大!
役者としてのキャリアを確実に築いている彼の今後に期待です!
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あれ? お隣のご夫婦いらしてたの?
Jim Rogash/WireImage.com/MediaVast Japan |
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文・構成:シネマトゥデイ編集部 |
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