宇宙人ナナちゃん独占インタビュー 2008年6月6日 ゴミ捨て場から超ビンボー親子に拾われた犬型宇宙人、ナナちゃん。「宇宙人=万能」という地球人の勝手な思い込みに振り回されながらも、必死に宇宙人らしく振る舞った「ミラクル7号」こと、ナナちゃんに地球での思い出を語ってもらいました。 ゴミ捨て場のテレビに夢中でUFOに気付かない人が、ボクを拾ったティーさんです。ティーさんの家は、奥さんを早くに亡くして超ビンボーなんです。けれど一人息子ディッキーを、無理してお金持ちが通う名門小学校に通わせているんです。この日もゴミ捨て場で使えそうなものをあさっていました。エコですね! 見た目も雰囲気も“E.T.”や“エイリアン”っぽくないとのことで、みんなから犬型ロボットだと思われてしまいました。電池を探されるのはもちろんのこと、伸ばされたり、解体されそうになったり。何か出してって言われたので、ウ○チをヒネったら激ギレされました。この惑星ではかわいいだけではダメなようです。 ボクの親友のディッキー。学校ではお金持ちのおぼっちゃま連中に意地悪されたり、ティーさんの「ウソはつかず、ケンカせず、一生懸命に勉強すればビンボーでも尊敬される」っていう座右の銘を気に入らないカオ先生に変人扱いされたり。それでも明るく元気で心優しい少年なんです。男子みたいな巨漢少女、マギーに思いを寄せられちゃったりして……。この恋の行方も気になります。 ディッキーの学校のユエン先生は若くて、きれいで、ディッキーにとっても優しいです。普段は建築現場で汗水たらして働く男らしいティーさんなんか、ユエン先生の前ではフニャフニャしてるように見えました。家でゴキブリ潰しゲームをしてるくせに、ビンボーな素振りを一切見せないんですよ? これが恋する男の見栄っていうのでしょうか。この2人、どうなるのかなぁ? ADVERTISEMENT