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アメリカのアンケートで昨年ナンバーワンセクシー女に輝いた“スカヨハ”ことスカーレット・ヨハンソン。同時に人気もナンバーワンに躍り出ましたが、僕はブレイクする前からのファン。前に書いたことがありますが、めくれたポッテリ唇、ほほ笑むと愛らしい口元、キュートな高い鼻、淡いグリーンの瞳、大きな耳たぶ、まぶしい金髪……すべてのパーツが愛らしい~、なんつって。さらに真性セクシーなボディーが加わって無敵! 太過ぎず細過ぎず、絶妙な肉づきが、まさに非の打ちどころナシ!! いわゆるモデルのような長身・細身至上主義に真っ向から挑むような健康的セクシーさ、万歳!! 本人もダイエットの風潮否定の発言をしていて、ピザやコーラが大好きってんだから頼もしいし(言ってる場合かな僕?)、背もそんなに高くない。2006年に、キーラ・ナイトレイとヌードで共演した雑誌の表紙写真も必見!
しかし……年上キラーとして数々の浮き名を流してきたけど(ホテルのエレベーター内でベニチオ・デル・トロとHしたと告白!?)、今年9月にあっさり結婚してしまった! がっかりしたファンが多かったのかセクシー番付は落ちた。が、世間の関心は依然高い。それにしても相手のライアン・レイノルズって、何てツマらなそうな男なんだろう(ファンのヒト、ごめんなさい!)!! ただの筋肉ムキムキだけって感じで、スカヨハはコイツのどこが好きなのか!? みだらな想像しちゃうではないか!! どう見てもつり合ってないですなあ。 |
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現在公開中の映画『ブーリン家の姉妹』、これはなかなかエグい力作だ。ナタリー・ポートマンとスカヨハは、ここまで見せちゃうの!? っていう、ハラワタまで出しまくりの演技合戦が見もの。スカヨハは、今まで多かった気の強い悪女的な役ではなくって、正直無垢(むく)ないい娘で、お姫様女優だったナタリーの方が汚れ役で新しい演技を開眼している。王様をめぐって崩壊していく、仲の良かった姉妹の嫉妬(しっと)や憎悪……いや~~コワイ。
デンマークの血筋であるスカヨハって、コスチューム劇が本当に板に付いてる。現代劇の彼女もイイけど、北欧系独特の色素の薄さが、歴史物にはリアルなのだ。ヨハネス・フェルメールの絵のモデルにふんした映画『真珠の耳飾りの少女』もベスト・キャスティングでした。
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1984年ニューヨーク出身。スカーレットという名は、まさかと思ったがあの映画『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラからなんだそうだ。母親が劇中のキャラクターと同じメラニーという名前なので、そう名付けたそうな。そして、8歳で舞台デビュー、映画の代表作は映画『のら猫の日記』『モンタナの風に抱かれて』『ゴーストワールド』『ロスト・イン・トランスレーション』ってところでしょうか。ハリウッド大作の映画『アイランド』も楽しめる作品だったけど、こちらはコケた。同年ウディ・アレン監督の映画『マッチポイント』では、セクシーなスカヨハの魅力爆発! |
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3本の作品で、スカヨハを主演に起用したウディ監督が彼女にホレているのは歴然です。気に入った女優は、続けて使う彼。最新作映画『ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ』(原題)は、今や完全に売れっ子となったスカヨハに出てほしいと彼の方からオファー。ぺネロぺ・クルスとの共演でキスシーンがある(!)っていうんだから(どういうシチュエーションなのかよくわからないけど)早く観たくて仕方がない~。しかし彼女が、ウディ監督のミューズでないかということに対し、お互い口をそろえて否定している。つまり私生活でのカンケイは、ないということか。ウディ監督72歳、スカヨハ24歳、その差48歳だし! 映画『タロットカード殺人事件』での自然なコメディエンヌぶりも忘れられません。どんな役もソツなくこなせるんですなあ。 |
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さらに今年5月には11曲が収録されたアルバム「エニウェア・アイ・レイ・マイ・ヘッド」を発表し、歌手デビューを果たす。1曲のオリジナルを除いて、すべてが同じニューヨーク出身でリスペクトしているというトム・ウェイツのカバーで、なかなかシブイ企画だ。低めのハスキーボイスをうまく生かしてます。ボーカルでデヴィッド・ボウイも参加してるが、まあ売り上げはイマイチらしいけど。もともと映画でもインディーズの良品に出て頭角を現してきたのだから、その辺のセルフプロデュース力というか、戦略は確かなカンジがします。
今や映画のプロデューサーだったり、監督をやりたいという気持ちもあるらしく、大したもんだ。でもヤッパ本人が出てないとね~~。スカヨハ、永遠にLOVE。ではまた次回!
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イラストレーター・アーティスト。人物、女性をモチーフにしたポップ&キュート
な作風を得意とし、各種媒体へイラスト提供。代表作は、読売新聞社・国立科学博物
館主催の「大顔展」の宣伝ビジュアル。現在は雑誌や新聞で映画レビューや旅行ルポ、
ダイエット記などを執筆しており文筆家としても活躍。2008年4月には「メタボ抜けたら
ヨメが来た 男の食いしんぼダイエット」(オレンジページ刊・定価700円)を上梓。
著書 「ラジカル式 にんにく本」発売中!
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