第134回 週刊 寺島進 2009年5月13日 アニキが語る! 映画『GOEMON』の魅力! 現在大ヒット中の映画『GOEMON』! 作品のなかで、アニキは服部半蔵を、迫力たっぷりに演じています! ブルーバックでのCG撮影や、役作りについて……。アニキに映画『GOEMON』を語っていただきました! ストーリーについて…… Q:石川五右衛門の映画といっても、とても奇抜なストーリー展開でしたね! 今までの時代劇って、いろんな時代考証がされてきて、作られてきたでしょ? 「あの時代は、こうだった。ああだった」って作品があるじゃない。今回の『GOEMON』における、紀里谷監督の解釈って、一見、奇想天外なんだけど、実はいいところ突いてるんだよね。「なるほどなあ……」っていうところがいくつもあった。それってありえるな! とか、それのほうが真実に近いのかもな! って感じちゃうんだよ。 ブルーバックでの撮影について Q:CGのためにブルーバックの前で演技をするのはいかがでしたか? 正直、いやだったね(笑)。飽きるんだよ。自然がないじゃない。太陽も、青空もさ……。ブルーバックって無機質なんだよ。だからなんか、生きた心地がしないんだよね。まるで実験用のモルモットになった気分だった。ぜんぶ想像してやるっきゃないだろ? どんな城で、どんな家来たちがいて……って。CGが作り出す壮大なスケール感に負けたくなかったね。おれって、アナログ派だからさ。 服部半蔵を演じて Q:紀里谷版服部半蔵を演じた手ごたえは? あったよ! 服部半蔵はずっと演じてみたい役だったから、うれしかった! Q:役づくりはどんなことをしたんですか? まず半蔵門に行ったね! ここは、よく服部半蔵がくぐったところ! 半蔵門線だってよ、服部半蔵が作った……ていうのはウソだけどさ! まあ、まずは半蔵門行って、半蔵を感じて、そしてスタジオに行ったんだ! 映画について Q:最後に、映画『GOEMON』のみどころをお願いします! やっぱりすごいCGじゃない? もちろんストーリーも感心しちゃうほどおもしろいけど。あのCGはすごいよ。CG使いすぎじゃない? って意見あると思うけど、おれはこういう映画があってもいいと思うよ。CGもりだくさんの作品があってこそ、アナログの映画が存在するんだからさ! こういうのは紀里谷監督しかできないから。だってよ「馬もCGでいいな!」とか言ってんだぜ! もう、超現代っ子だもん! ADVERTISEMENT