女性の社会進出が活発になり、女性の価値観やライフスタイルが多様化している現代。年下男性ブーム、婚活ブーム、肉食系女子の出現など、現代女性の恋愛に変化が見られる中、結婚観にも変化が現れてきました。そんな最新の女性の結婚観を赤裸々(せきらら)につづった映画を紹介します! |
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今では、上司が女性なんて職場はザラです。そんな中で、最近急増しているのが、年上女性との格差婚。妻の方が年齢も稼ぎも上というパターンです。でももし、二人が同じ職場だったら? 逆セクハラとかパワー・ハラスメントになりませんか?
サンドラ・ブロックふんするヒロインの場合、二人の関係は明らかにパワー・ハラスメントというか上司命令でした。「あなたはわたしと結婚するの! 従わないとクビよ!!」と草食系のか弱い(?)男性部下に命令。もちろん恋愛感情があったからではなく、のっぴきならない理由があったため。今までは上司と部下という関係でしかなかったのに、男と女として接しなくてはならない事態に陥った二人。最初は嫌々だったけど、恋人同士のフリをしているうちに、いつの間にやら恋心が目覚め始て……。ありえない! と思う相手とだって、ちょっとしたきっかけさえあれば恋に落ちちゃうものです。かわいい男性部下がいたら、「わたしと結婚しなさい!」と命令しちゃうのもいいかもしれません。
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わたしと結婚してみる?
(C) Touchstone Pictures, Inc. All Rights Reserved.
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文明社会において、一夫一婦制は当たり前。結婚してもほかの相手と付き合いたければ、愛人を作るしかありません。ですが、それでは結婚相手はもちろん、浮気相手だってすっきりしません。そこで新しく考えたのが、一夫多妻制ならぬ多夫一婦制。
一体どこの部族ですか? と突っ込みたくなる提案をしたのは、ソン・イェジンふんするヒロインのイナ。かわいい上に知的でもあるイナに、ドックン(キム・ジュヒョク)はメロメロ。自由な恋愛という奇妙な条件付きで結婚するも、ほかの男性とも結婚したいと言い出すイナ。「愛情は分け合うことで倍になるのよ!」って一体どうゆう理論? 時代を先取りし過ぎと言うか、これは特殊な例かもしれませんが、女王バチも真っ青な結婚の形です。天真爛漫(らんまん)でウソがつけない人にはオススメの方法ですが、法的には認められていないので、あしからず。
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な~んでも許しちゃうよ~。
(C) 2008 CJ Entertainment
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少し前までは、バツイチ子持ちというとどこかマイナスイメージが拭えなかったのは事実。でも今の時代、バツイチ子持ちだとしても、人生において何の障害にもなりません! むしろバツイチになるのは、子どもにとっても自分自身にとってもプラスになる場合があるんです。
そのいい例が、小西真奈美ふんするヒロインの小巻と娘ののんちゃん。だめだめ夫に見切りを付けて、女手一つでのんちゃんを育てることを決意した小巻。苦労も多いけど、めそめそしたり、うじうじしたりはしていられません。子どもは母親の背中を見て育ちます(ここ、あえて父親ではありません)。何か一つ特技を見つけ、「これをやるんだ!」と胸を張ってわが道を行けばいいんです。そんなイキイキと輝いている母親の姿を見ていれば、子どもは真っすぐ育っていくものです。ちなみに、特技は本当に些細(ささい)なことでいいんです。小巻なんて、のり弁が上手に作れることを武器に生きていくのですから。
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笑顔を忘れずに!
(C) 2009『のんちゃんのり弁』製作委員会
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バブル期の女性は、俗に言う“3高(高学歴・高収入・高身長)”の男性と結婚し専業主婦になるのがステータスであり、女性の理想でした。しかし、そんな世間体にとらわれて選んだ結婚相手が、実は理想の相手ではないことに気が付いたら?
キャサリン・ゼタジョーンズふんするヒロインのサンディは、高収入で包容力がある男性と結婚し、専業主婦として充実した毎日を送っていました。しかし、夫の浮気が発覚! 一昔前の女性なら、見なかったことにして夫婦生活を続行するところですが、現代女性のサンディの場合は違います。子どもを連れて家を飛び出し、夢だった仕事に再チャレンジしてキャリアを復活させます。さらに、新たな恋にも出会います。しかし、その相手は20歳近く年の離れたフリーターで、元夫とは正反対のタイプ。そのとき初めて今まで自分が理想だと思っていたものが、もしかしたら違うかもしれないということに気が付きます。自分が本当に求めているものが何なのか。見つめ直したい人にオススメです。
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理想なんて幻想かも。
(C) Rebound Distribution, LLC
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文・構成:シネマトゥデイ編集部
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