子どもだけじゃもったいない! 『ヒックとドラゴン』オトナ感動計画!
『ヒックとドラゴン』特集 8月7日(土)新宿ピカデリー他 全国超拡大ロードショー
子どもだけじゃもったいない! 『ヒックとドラゴン』オトナ感動計画!
バイキングの少年とケガをしたドラゴンの出会い、友情、彼らが起こす奇跡を描くファンタジー大作『ヒックとドラゴン』。ちょっぴりシリアスなテーマも含まれた本作の、大人だからこそ共感できる注目の感動ポイントを紹介します!
監督激白! 参考にしたのは、あのジブリ作品!
『リロ&スティッチ』の監督コンビ、クリス・サンダース&ディーン・デュボアは、両者とも長年のスタジオジブリ作品のリスペクター。例えば、主人公のヒックとドラゴンのトゥースが何度も練習して飛べるようになるくだりは、キキがほうきでの飛行を練習する『魔女の宅急便』を参考にしたという。クリスいわく、「ヒックは、トゥースが再び飛べるように時間をかけて練習するけれど、大切なディテールをスキップしないことが重要なのさ」とのこと。ちなみに監督たちが一番好きなジブリ作品は『となりのトトロ』で、『リロ&スティッチ』ではモロに影響を受けたとか。トトロと少女たちのように言葉を使わずに心を通わせる関係は、本作のヒックとトゥースにも継承、投影されている。
擦れ違う父子のエピソードに涙が止まらない!
バイキングのヒックが、本来なら敵であるドラゴンのトゥースと友情をはぐくむ物語の背景には、一流のバイキングの父親に認められたいと願う子どものけなげな心情がある。しかし、ドラゴンに理解を示すヒックと、ドラゴンを敵とみなす父親との間に次第に確執が生まれ、まるで『スター・ウォーズ』シリーズのアナキンとルーク父子のような擦れ違いの関係へと発展! 従来のドリームワークス作品とはひと味違うシリアスな親子ドラマに感涙必至だ。
臨場感あふれるドラゴンの飛行シーンにドキドキ!!
ヒックとトゥースの飛行練習シーンや、バイキングの子どもたちがドラゴンの子どもたちにまたがって一斉に飛び立つシーンなど、本作には飛行シーンが満載。縦横無尽に宙を舞う彼らは、少年少女時代に誰もが空想した、空を飛ぶ夢そのままだ。さらに3Dで観れば臨場感は倍増すること間違いなし。体感型ライド・ムービー効果で童心に帰ろう!