細くて、小さくて、激しさを秘めていて、時々痛々しく、でもしなやかな雌鹿のような印象のペネロペ。小さな顔、黒髪、そしてアヒル唇がキュート。映画の中の彼女は、地元スペインの作品、もしくはスペインが舞台の方が、がぜん生き生きしてますな、やっぱり。
ぺネロぺ・クルス・サンチェスは、スペインの首都マドリード出身。妹はペネロペと同じくサマンサ・タバサのイメージキャラクターおよびデザイナーになった、女優のモニカ。妹もすっごくキレイ! 二人並ぶとまぶし過ぎる!
14歳でモデルデビューしたあと、順調に出演作を重ね、スペインのビガス・ルナ監督やペドロ・アルモドバル監督の作品で傑作を多く残したペネロペ。でも僕が特に印象に残っている作品を挙げると、ハリウッドに進出した、ホットなチリを使ったエスニック料理が得意の人気料理番組のホステスにふんした『ウーマン・オン・トップ』。ぺネロぺの衣装はもっぱら赤! 本当に情熱の真紅が似合いますな。
もうひとつ個人的に好きなのは、ぺネロぺとサルマ・ハエックが共演したにもかかわらず、劇場公開されなかった『バンディダス』。これはホントもうたまらんかったなあ~。ラテン系美人スターの二人が主演、そして製作&脚本がリュック・ベッソンなのに、なぜかDVDリリースのみ。目まぐるしく変わる二人のセクシーな衣装や、ガン・アクションが最高に楽しめるのに!
ちなみに、サルマとは私的にも仲が良いらしい。そして歌手のシェキーラとも。スペイン語圏出身のラテン同盟というワケか。
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