3さあ、そんなグラミー賞のハイライトをご紹介しましょう!
まずは、「年間最優秀アルバム賞」に一番近いとウワサされていたエミネムのパフォーマンス。リアーナを迎えての「ラヴ・ザ・ウェイ・ユー・ライ」はド迫力でした! ステージ全体に映し出されたメラメラと燃える炎の中、エミネム&リアーナが、憎悪と愛情のはざまで必死にもがく気持ちを思いっきり表現! いやあ、キョーレツです。
また、レディー・ガガが卵形カプセルから登場し、踊り出した演出もブッ飛び。それ以上に面白かったのが、シーロー・グリーンの「フォーゲット・ユー」。本当は放送禁止用語を使った過激なタイトルなのですが、テレビ用に歌詞とタイトルを変えたところが、笑えるというか、賢いというか。グリーンは体中、赤い羽根だらけのスーツで登場したと思ったら、周りを何とマペットたちに囲まれての演奏! さらに、グウィネス・パルトローが登場し、一緒に歌い出したからビックリ。しかも、彼女が意外にもうまかったから、これまたビックリ! グウィネスは歌手でも十分いけますねー。
また、バレンタインデー前夜だったので、ケイティ・ペリーはハートマークを散りばめた衣装で甘くキュートなダンスと歌を披露。よっ、アメリカ版森高千里……って古い?
そして、みんなのアイドル、ジャスティン・ビーバーは、やっぱりかわいい。途中、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスが登場したときは、「ティーン・アイドルを一まとめで売る」という戦略に、日本のジャニーズ事務所を思い出してしまいました(笑)。
もちろん、大御所も負けちゃいません。ミック・ジャガーが老体にムチ打ってステージを駆け巡る。ボブ・ディランも若手と一緒に必死で演奏。久しぶりに登場したバーブラ・ストライサンドも、懐かしの曲を歌う。ああ、あれは、わたしが失恋したときに何回も聴い曲だわ! なーんて、昔に浸っていたら、途中で「ジェニファー・アニストンのおばさん版」なんてつぶやく人がいて、もうムードぶち壊し! ……でも、確かにちょっと似ているかも。
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