愛されてみたい度No.1の心優しきナイスガイ　鈴木勝吾

＜インタビュー＞

Q：原作の主人公である桐木司という、オイシイ役を演じられていましたね。
ありがたいです。だからプレッシャーもありましたし、役に負けないようにしなきゃなと感じました。最初は「僕でいいのかな？」とも思ったんですが、原作者の田中（宏）さんは僕の出演作「侍戦隊シンケンジャー」を観て下さっていたそうなんです。なので、自信を持って頑張ろうと思いました。

Q：桐木司をどんな人物だと解釈しましたか？
真っすぐで、仲間思いで、キレるとケンカに強い。映画版では主人公ではないので常に物語の中心にいるわけではないんですが、だからこそポイントを押さえるようにしました。あと、かわいい司が描かれているシーンと格好いい姿のシーンがあるので、その切り替えには気を配りましたね。

Q：ケンカのシーンが多いですが、ケンカのご経験は？
ないです。キレたこともなくて。なので、10代のうちにやんちゃしておけばよかったなあと思いました（笑）。でもアクション自体は大好きなので、撮影中は青春を疑似体験するつもりでやりましたね。そうしたら、撮影後も役や映画の雰囲気をかなり引きずって、うまく笑えなくなっちゃったりもして……。

Q：体の大きな渡部龍平さんとのファイトシーンも印象的でした！
あのシーンで、傷だらけになりました（笑）。だって渡部さんと僕じゃ、どう考えても渡部さんの方が強そうじゃないですか。でも司はケンカの強い男なので、ジャンプをしたり、動きを速くしたりして説得力を持たせるために頑張ったんです。シーン自体は結構カットされていたんですけどね（苦笑）。

Q：鈴木さん自身、この物語のどんなところにひかれますか？
それぞれのキャラクターが友達思いであるところですね。みんなが互いを思い合っているからこそ、物語が展開していく。まあ、暑苦しいと言えば暑苦しいんですけど（笑）、それが『BAD BOYS』らしさなのかなと思います。

＜一問一答＞

Q：最もお気に入りの映画を教えてください。
『ゴースト/ニューヨークの幻』ですね。ベタですけど、大好きで何度も観ています。

Q：好きな俳優さんは？
山田孝之さんと妻夫木聡さん。ほかにもたくさんいます。

Q：ご自分の顔の好きなパーツは？
目ですね。タレ目ですが、気に入っています。目が腫れているとテンションが下がります。

Q：今、ハマっていることは？
韓流のドラマにハマっています。チャン・グンソクさんが好きです。

Q：好きな女性のタイプは？
会話を楽しめる人が好きです。相手の話をよく聞き、自分の意見も言える人。

Q：女性からはどう思われることが多いですか？
チャラい人……かな。軽く見られがちかも。でも、実際は軽さのかけらもなくいちずですよ。逆に言うと「面倒くさいヤツ」ってことなんですけど（笑）。

Q：恋をすると、どうなりますか？
学生のころは周りが見えなくなっていましたね。学校に行くのも嫌になるくらい、何も手につかなくなって……。

Q：好きな女性のしぐさは？
食べているときの表情が好きです。上品に食べるよりは、ほお張って食べる姿の方がいいですね。

Q：交際するときの条件は？
僕は付き合ったらすぐに結婚を考える方だと思います。「ちょっといいな」とか、「かわいいな」くらいじゃ付き合わないです。すごく好きになって、「この人しかいない！」と思ったときに告白しますね。

Q：フラれた経験は？
あります。こっぴどく（笑）。

Q：フラれた後、どうなりましたか？
ショックを受けて、電車の中で泣きました。声を上げて泣いていたので、みんなが僕を見ていましたね（笑）。

Q：理想のデートは？
ディズニーランドに行った記憶がないので、ぜひ行ってみたいです！

Q：理想の家庭像は？
3、4年は夫婦二人でいたいです。その後、子どもは現実的に考えて育てられるだけ何人でも。

Q：どんな俳優を目指していきたいですか？
型にはまらず、いろいろな役をやれる俳優になりたいです。正直、まだ自分自身をよくわかっていないので、何でもやってみたいです。

 
取材・文：渡邉ひかる　写真：高野広美

作品情報

映画『BADBOYS』は3月26日より池袋テアトルダイヤほか全国公開
2月26日より広島先行公開
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コピーライト：
(C)2011田中プロダクション・少年画報社／「BADBOYS」製作委員会