純情過ぎてまぶしいスイート☆シックスティーン　山崎賢人

＜インタビュー＞

Q：すごくみずみずしくて繊細な作品ですね。
ありがとうございます。台本を読んだとき、主人公である駈（かける）とミィの心の動きが伝わってくるような感覚がありました。だからこそ、その部分を大切に演じなきゃと思いましたし、表情やしぐさにも気を付けて作品を作っていきました。

Q：駈には共感できましたか？
駈は自分の居場所を見つけられないでいて、「何か起こらないかな？」って毎日思っているんです。そんな時にミィと出会い、ミィといる時間が自分の居場所になる……、ミィに心を開く駈の気持ちはよくわかりましたね。自分を理解してくれる人が周りにいなかったら、きっとそうなると思います。

Q：ご自分との共通点はありますか？
僕は学校の教室で一人でポツ～ンとしていたりはしないんですけど（笑）、自分に置き換えて駈のことを考えるようにはしました。駈にとってのミィは、僕にとっての友達なんじゃないかなと思います。

Q：撮影で大変だったことは？
寒さ……ですね（笑）。稚内で真冬に撮影したんですが、用意していただいた衣装だけじゃ寒過ぎて、中にいろいろ着込んでいました。それでも、やっぱり寒さ対策が一番の問題で、カメラが向いてないときは炎が燃えているストーブの前で、毛布にくるまっていましたね。

Q：ギターを弾くシーンもありますね。
もともとバンドに興味があって、高校の友達にギターを教えてもらっていたんです。僕のお父さんや兄ちゃんもギターを持っているから、そのギターで練習したりもしていて……。そんな中、この作品のお話をいただいたのでうれしかったですね。今も時間があるときにギターを弾いて遊んでいます。

Q：完成した作品を観た感想は？
初めて主演をやらせていただいて、あまりにも自分がたくさん出てくるので驚きました（笑）。ついつい自分の駄目な所を探しちゃうんですけど、三木（孝浩）監督ならではの映像がキレイな作品になっていてうれしかったですね。15歳の男女らしい心の動きが本当に繊細に描かれていると思うので、ぜひ皆さんにも観ていただきたいですね。

＜一問一答＞

Q：お気に入りの映画を教えてください。
僕のデビュー作であるテレビドラマ「熱海の捜査官」で監督をなさった三木聡監督の作品、『図鑑に載ってない虫』や『亀は意外と速く泳ぐ』と、『管制塔』の監督である三木孝浩監督の『ソラニン』。「三木監督」の映画ばかりになっちゃいましたね（笑）。

Q：好きな俳優さんは？
藤原竜也さんとオダギリジョーさん。

Q：ご自分の長所は？
誰とでもすぐに仲良くなれます。

Q：では短所は？
逆になれなれし過ぎて嫌がられることもあります（笑）。

Q：幸せを感じるのはどんなとき？
地元の友達と遊んでいるとき。あとは、食べているときと寝ているときも幸せかな。

Q：好きな食べ物は？
お肉。焼肉が好きです。

Q：今、ハマっていることは？
友達と一緒にダーツをすること。

Q：好きなスポーツは？
サッカーです。

Q：好きな動物は？
犬。家で豆柴を飼っています。

Q：ご自分の顔の好きなパーツは？
女の子に「目がデカくていいな」って言われると、「そーお？」って思います。だから、目。……いや、鼻かな？　うーん、目と鼻で！（笑）

Q：女性からはどう思われることが多いですか？
「頭が良さそう」って言われたことがあってうれしかったです。

Q：好きな女性のタイプは？
笑顔がカワイイ子と性格がいい子。とは思っているんですけど、やっぱり好きになった子がタイプです。

Q：好きになった子はどんなタイプが多いですか？
それ言っちゃうと、タイプがあることになっちゃう（笑）。

Q：キレイ系の女性とカワイイ系の女性ではどちらが好きですか？
カワイイ系……かなあ。

Q：理想のデートは？
遊園地や公園に行きたいです。

Q：恋をすると、どうなりますか？
友達と遊んでいても無駄にテンションが高かったりします。

Q：俳優としての野望を教えてください。
いろいろな役に巡り合いたいですし、どんな役でもこなせる俳優になりたいです！

Q：最後に、秘密を一つだけ教えてください。
う～ん……。実は……一度寝ると止まらないです！（笑）

 
取材・文：渡邉ひかる　写真：高野広美
ヘアメイク：永瀬太一（VANITES）

作品情報

映画『管制塔』は、4月9日より新宿バルト9、
大阪・梅田ブルク7にて2週間限定公開中！
T・ジョイ稚内にてロングラン上映中！
作品情報はこちら
オフィシャルサイト
コピーライト：
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