『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』特集
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』特集
7月2日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー!
大人を癒やす幸せの魔法たち
ナニー・マクフィーが帰ってきた! 黒ずくめのドレスに奇妙な風ぼうのナニー・マクフィーは、みんなを幸せにする不思議な魔法使い。問題だらけの家庭にフラリと現れ、すさんだ家族を癒やす。ただし、魔法の力で何でも解決してくれると思ったら、大間違い。彼女は子どもたちに、学ぶべきことを課すのです。厳しくも愛情あふれるナニー・マクフィーのレッスンは、大人の心も癒やしてくれるはず。観るだけで癒される本作の見どころを紹介します!
パパは戦争で不在、ママは余裕がなく、子どもたちはやんちゃ盛り。そんなグリーン家に都会から来たいとこが加わって、騒動はひどくなる一方……。そこに現れたナニー・マクフィーは、助け合うことの大切さなど、家族の愛ときずなを教えていきます。本当に大切なものを見つめ直す温かいストーリーは、大人が忘れていた「何か」を思い出させてくれることでしょう。
物語の中心となる5人の子どもたちは、大人顔負けの演技力。長男で聡明なノーマン(エイサ・バターフィールド)は妹と弟の面倒をよく見て、農場の収穫もお手伝いする頼もしいお兄さん。妹メグシー(リル・ウッズ)もしっかり者で、意外と機械系に強い! 末っ子のビンセント(オスカー・スティア)はとにかくカワイイ。農場で飼う動物たちを愛し、子ブタにブラッシングする姿に萌えない大人はいないはず!
美しいイギリスの田園風景も、見どころの一つ。田舎の家屋、庭、池などは、11週間かけて作られました。圧巻なのは、大地に広がる豊かな麦畑。実はこれ、スタッフが1年前から種をまき、8か月かけて手入れをしたもの! CGでは出せない本物の自然の美しさをご堪能あれ。
子どもたちに負けず劣らず愛らしいのが、動物たち。小さなゾウが末っ子ビンセントのベッドにもぐりこむ夢いっぱいのシーンのほか、ナニー・マクフィーの魔法にかかった子ブタたちが池でシンクロナイズド・スイミングを披露する場面は必見。短い足を水面にぴょんと出してダンスする姿には、思わずほほ笑みがこぼれます。
5人の子どもたちの中で、最も愛くるしいのが末っ子ビンセント(オスカー・スティア)くん。ブロンドのさらさらヘアーに、大きな青い瞳、バラ色のほお。口をぽかんと開けている表情なんか、も~抱き締めたくなっちゃいます。