第45回『極道めし』落合モトキ
イケメン発掘調査隊
イケメン調査隊 落合モトキ vol.45
泣きボクロでハートを射抜くロールキャベツ男子!? 落合モトキ
<インタビュー>
Q:相田俊介という青年をどう思われましたか?
相田はチャラいけど意外と情に厚くて、お母さんっ子なところもある。出所したら、案外うまくやっていけるんじゃないかなとも思いました。僕自身とは違い、負けず嫌いなんですよね。僕は勝ち負けを考えるより自分が楽しむことの方が大事なんですが、相田は熱くて血の気が多い。ケンカは弱そうですけどね(笑)。
Q:人を演じるにあたっての役づくりは?
頭を刈ったことですね。でも、刑務所が舞台ではあるものの、(受刑者同士が思い出の「めし自慢」バトルを繰り広げる)ストーリーの関係上、食べ物をすごく口にする現場だったんですよ。だから、胃袋も大きくなりましたし、ある意味、刑務所の環境とは真逆の現場でした。
Q:丸刈りにした感想は?
こういう機会がないとできないですからね。嫌いじゃないし、すごくラクでした。ただ、今はもう随分伸びましたけど、撮影が終わって伸びかけになったころは「早く伸びないかな」と思いましたね。中途半端な状態が嫌だったんです。
Q:相田の“思い出めし”である“黄金めし”がおいしそうでした。
ご飯の上にバターと卵とトウモロコシを乗せて……、すごくおいしかったですよ。オレンジ色の夕焼けがご飯にマッチしている映像がきれいで、自分で食べたときもおいしかったんですけど、出来上がった作品を観たときも「おいしそうだな」と思えました。卵が超新鮮だったんです。
Q:落合さん自身の“思い出めし”は?
親が余り物でちゃちゃっと作ってくれるパスタが何げにおいしいんですよね。家族で食べるからっていうのもあるんでしょうけど、すごく印象深いです。カルボナーラ風とか、納豆がけとか、パターンがいろいろあるんです。
<一問一答>
Q:最近のお気に入り映画を教えてください。
「SLAM DUNK」を読んでいるときみたいな興奮を味わえた映画『ローラーガールズ・ダイアリー』と、すごく気分が萎えたので二度と観ないですけどすごく面白かった映画『チェイサー』。真逆過ぎる2本ですけど(笑)。
Q:あこがれの人は?
オダギリジョーさんは僕のおしゃれ番長。あと、『ローラーガールズ・ダイアリー』つながりじゃないですけど、エレン・ペイジさんにお会いしたいです。何でもできる女優さんだからすごい。
Q:ご自分はどんな性格だと思いますか?
マイペース。
Q:短所は?
何でもやりっぱなし。今は部屋中、服が出しっぱなしです。今朝、着る服を悩んで引っかき回したので……(笑)。
Q:ご自分の顔の好きなパーツは?
目の下のホクロ。いろんな人に褒められるので大事にしていきたいです。
Q:幼いころの淡い恋の思い出は?
小学2年生の時、好きな子が家まで来てバレンタインのチョコをくれたんです。でも、次の日学校に行ったら、みんながその子に「チョコ、ありがとね」って言っていて……。「オレだけじゃないんだ」と思ってシュンとしました。結局、その子は3年か4年のときに転校しちゃって、気持ちを伝えられなかったんですよね。
Q:フラれた経験は?
あります。高校1年のとき、告白したんですよ。そういうときは自分でも気持ち悪いなと思うくらい押すタイプなので(笑)。でも、「いや、無理」と言われました。
Q:フラれた後は押さなかったんですか?
実は押すのをやめて引いたら、向こうから逆に告白してきてくれました。で、お付き合いしたんですけど、長くは続かなかったんですよね。
Q:好きな女性のタイプは?
気をつかわなくていい女性が好きです。僕がマイペースなので、合わせてくれるとうれしいですね。
Q:女性にぐっとくるポイントは?
方言にぐっときますね。最近、京都と北九州に行く機会があったんですけど、「方言っていいな」と思いました。どっちの方言も捨て難かったです(笑)。
Q:何フェチですか?
うなじフェチなんですよ。なので、髪をアップにするときの女性のしぐさが好きです。
Q:女性からはどう思われることが多いですか?
怖い人。人見知りなので、そう思われてしまいます。その後、普通にしゃべると、「怖い人じゃないんだね」って言われるんですけど。
Q:それはギャップを見せて女子をときめかせる作戦ですか?
……って計算できるくらいの人間ならいいんですけどね(笑)。
Q:今、俳優をしていて楽しいことは何ですか?
自分自身はやらないようなことをやれること。あと、俳優をしていなければ一緒にいられないような人と一緒にいられること。 『極道めし』の共演の方々なんて、まさにそうでしたね。
Q:挑戦してみたい役柄を教えてください。
自分自身とは真逆の役をやってみたいです。例えば僕には荒々しさが足りないので、荒々しい役を演じてみたい。あと、『ヒーローショー』や『GANTZ』など最終的に死ぬ役も多いので、最後まで生きる役をやりたいです(笑)。
Q:俳優としての野望を教えてください。
いろんな人に認識してもらえる役者でありたいです。「あっコイツ、こっちにもこっちにも出てるじゃん」と言われたい。そんな幸せなことになったら、幸せ過ぎて気持ち悪くなっちゃいますけど!
取材・文:渡邉ひかる 写真:高野広美
生年月日 :1990年7月11日
出 身 :東京都
身 長 :177cm
血液型 :O型
趣 味 :音楽鑑賞、ギター、映画鑑賞
特 技 :バスケ、野球
芸歴:
幼いころに子役としてキャリアをスタートさせる。『赤い橋の下のぬるい水』『愛のむきだし』から『ごくせん THE MOVIE』『GANTZ』まで、さまざまなタイプの作品で幅広い役をこなす。
<映画>
■2001年
『ランニングフリー』
『アイ・ラヴ・フレンズ』
『赤い橋の下のぬるい水』
■2002年
『ホ・ギ・ラ・ラ Hogi-Lala』
■2003年
『ベースボールキッズ』
■2004年
『4TEEN フォーティーン』
『下弦の月 ラスト・クォーター』
■2005年
『2/2』
■2006年
『青いうた のど自慢 青春編』
■2007年
『包帯クラブ』
■2008年
『スーパーカブ』
『愛のむきだし』
■2009年
『今度の日曜日に』
『ごくせん THE MOVIE』
『携帯彼氏』
■2010年
『ヒーローショー』
『A bed~二十歳の恋』
■2011年
『GANTZ』
『忍たま乱太郎』
『極道めし』
<映画>
■2003年
「楽園のつくりかた」(NHK)
■2004年
「ジイジ ~孫といた夏」(NHK)
■2005年
「ジイジ2 ~孫といた夏」(NHK)
「蒼のシテン」
■2006年
「カクレカラクリ」(TBS)
「地獄少女」(日本テレビ)
■2007年
「生徒諸君!」(日本テレビ)
「探偵学園Q」(日本テレビ)
■2008年
「オトコマエ!」(NHK)
「ホカベン」(日本テレビ)
■2009年
「ごくせん 卒業スペシャル’09」(日本テレビ)
■2010年
「木下部長とボク」(読売テレビ)
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