長澤まさみちゃんの生い立ちと出演作を簡単にさかのぼってみましょう。1987年生まれの現在24歳。身長は168cm(高い!)。父親は元サッカーの日本代表、ジュビロ磐田の初代監督の長澤和明! サッカー界の重鎮ですねえ。
沢口靖子などを輩出している「東宝シンデレラ」で、第5回のグランプリに輝いたまさみちゃん。当時歴代最年少の12歳だったそうで、同時に映画デビューも果たしました。前回ご紹介した鈴木杏ちゃんとは、堀越高校の同級生で大親友なんだとか。
以降、順調にテレビや映画出演を重ねていきますが、実にたくさんのイケメン俳優と共演していますね。映画『ロボコン』『岳 -ガク-』では小栗旬くん、映画『ラフ ROUGH』では速水もこみちくん、映画『涙そうそう』では妻夫木聡くん、黒澤明監督作のリメイク『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の松本潤くん、映画『そのときは彼によろしく』の山田孝之くんや塚本高史くんなどなど。同世代の女性に、敵をたくさん作りそうです。ちなみに『ラフ ROUGH』では、水着姿の大きな胸を見ることができちゃいますよ~。
彼女の出世作といえば、"セカチュー"こと『世界の中心で、愛をさけぶ』。そう、『モテキ』の森山未來くんと共演しています。よくよく考えると今回の『モテキ』は"セカチュー"から7年ぶりの再共演だったワケですが、二人とも役柄は、まるっきり対照的ですね。見比べたら、二人の成長を十分確認できるでしょうね。
それ以降清純派の役が多かったまさみちゃんですが、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』では身分を隠すために男装したお姫様を演じました。映画の出来はイマイチでしたが、男勝りなお姫様をキリッと演じていて、なかなか時代劇にハマッていましたね。翌年公開の『群青 愛が沈んだ海の色』では、婚約者を亡くして精神のバランスを崩してしまうという難役に挑戦。演技が高く評価されました。
記憶に新しいのは、今年公開された『岳 -ガク-』。新米の山岳救助隊員にふんし、トレーニングを重ね、過酷な撮影にも耐えたそう。そして驚きだったのが、この役づくりでそれまでロングだった髪を30センチもカットしたこと! これがとっても似合うんです。以前、どうもあか抜けない感じでしたけど、ショートヘアにしてから魅力が増したというか、柔らかい印象に変わりました。またこの『岳 -ガク-』がきっかけでやせて、脚がキレイになったんだそう。その美脚&美尻は女性誌an・anでもバッチリ拝めますよ~。女優さんは、巡り合う作品によってどんどんグレードアップし、進化していくものなんですねえ。
第18回 鈴木杏はこちら!
|