『ジョン・カーター』特集 第1弾 - 未知の惑星バルスームで戦う人物相関図
ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念したスペクタクル映画『ジョン・カーター』が日本上陸! SF小説の巨匠エドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」の完全映画化が、ここに実現した。妻子と死別する悲劇的な過去を抱え、開拓期の米国西部から未知の惑星バルスームに瞬間移動した男ジョン・カーターは、この世界で何を目にするのか!? ディテールにこだわったドラマを楽しみ尽くすために、まずは多彩なキャラクターを知っておこう!
南北戦争に従軍し、武勲を立てた有能な兵士だったが、妻子を死なせてしまったことで心に深い傷を負い、争いを極端に避けるようになる。あるとき偶然、謎の<メダリオン>が発したパワーにより、惑星バルスームへと瞬間移動してしまった。バルスームでは超人的な跳躍能力や瞬発力、戦闘能力を身に付け、虐げられた民の救世主に祭り上げられてしまう! デジャー・ソリスに出会ったことで、過去のトラウマを乗り越え、今度こそ愛する人を自らの手で救うことができるのか? 筋肉ムキムキのかっこいいアクションシーンとは一転して、地球とバルスームの重力の違いに戸惑う姿がおチャメで必見!
ジョン・カーターが地球上で唯一、信頼を置く好奇心旺盛なおいっ子。彼から驚くべき日記を託されたことに困惑するも、その記述に従って秘められた秘密を追い掛け、衝撃の真実にたどり着く! 観客は、このエドガーのようにカーターの謎を追い求めてしまうことになるだろう。
黒髪に青い目、さらにはダイナマイトボディーという、向かうところ敵なしのヘリウムの美しき王女。メダリオンのパワーの秘密を探究している、研究心旺盛な才媛でもある。敵国の主サブ・サンとの政略結婚を迫られ、苦悩するものの大人しく従うタイプではなく、ほかの可能性を求めてカーターと冒険の旅へ出て、彼と恋仲に!? しかし国の危機となれば、自ら解決策を考え、果敢に剣を振るって敵に立ち向かう文武両道のプリンセス!
戦争を嫌い、あくまで平和を重んじるヘリウム王国の皇帝。王国の危機に直面し、苦渋の決断の末に愛娘デジャーをサブ・サンに嫁がせることに心を痛めている。国と家族を思う責任感ゆえの決断だったが、同時に娘を思う気持ちは誰よりも強い。地球人と同じパパ像に共感しちゃうかも?
好戦的なサーク族を高潔な精神で治めている緑色人の皇帝。ジョン・カーターの驚異的な身体能力に興味を抱くが、カーターを逃したことで、皇帝の地位を追われ絶体絶命の危機に直面。実はソラは愛娘だが、家族を持たないサーク族のしきたりゆえに、その事実を隠しながらも、娘を気遣う心優しい一面も。強さの中にも優しさが垣間見られる表情を、あの怪優が演じると、さすがの説得力!
優しい心を持つためにサーク族の厳しいおきてにしばしば逆らい、そのたびにムチ打ちの刑を受けることに。異種族の赤色人に反発するも理解を示し、カーターとデジャーの冒険に同行することを自ら決断する強さも持ち合わせている。ドジで失敗も多いけど、あなたは何も悪くない……ただ優しすぎるだけ!
見かけはグロいが恩を忘れない、忠犬のような四足歩行生物。カーターに助けられたことから懐き、彼の行くところへ付いて行く。驚異的な速さで動き、戦闘時にも大活躍! ペットはブサイクなほど、かわいく見えるものです。
バルスームをわが物にするという野心に取り付かれたゾダンガ王国の王子。支配的な性格で、弱者に容赦なく攻め入る残忍な性格。マタイ・シャンから与えられた武器のすさまじいパワーのとりことなり、他部族の制圧に乗り出した。デジャー・ソリスと政略結婚し、ヘリウム王国の支配権を握ろうと画策するが、実は結婚を無理強いするのはあまり乗り気じゃない?
バルスームの宗教では女神イサスの使徒とされている、宇宙で最も進化したサーン族の教皇。その力は太古から宇宙にまで及ぶ。操りやすいとみたサブ・サンに強大なパワーを与え、バルスームの実質的な支配を画策。どんな姿にも変身可能で、カーターの究極の敵となる。あらゆることを悟っているせいか、常に無表情で不気味! どうやら、壮大な計画があるみたい……!?
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