トム・クルーズ史上最高にワイルド＆危険な新ヒーロ誕生！いま、アウトローな男がモテる！！～ジャック・リーチャーとイーサン・ハント徹底比較～

2013年1月8日

シネマトゥデイ『アウトロー』特集｜アウトロー 2月1日(金)丸の内ピカデリー他、全国ロードショー

元軍の秘密捜査官。街から街へと渡り歩き悪を討つミステリアスな主人公の活躍を描いた、トム・クルーズ主演のハードボイルド・アクション超大作『アウトロー』。彼のアタリ役である『ミッション：インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントと比較しながら、アウトローな男の魅力を探求しよう！

身分証もクレジットカードも携帯電話も持たず、歯ブラシとわずかな現金で放浪の旅を続けている謎の男。行く先々で犯罪や事件が彼を追ってくる。だが、元エリート軍人という経歴で培われた戦闘能力、シャーロック・ホームズ級の知性と推理力、そして抜群の行動力でどんな非常事態もたった一人で解決する。社会や法に縛られず、己が信じる「正義」を貫く最強の「アウトロー」なのだ！

束縛を嫌い、全米を放浪している究極の自由人。携帯やパソコンといった文明の利器は使わないが、最新技術や社会情勢は網羅する柔軟な思考と博識の持ち主。寡黙で必要以上のことはしゃべらないが堅物というわけでもなく、美人を見つけるとさりげなく視線を送ることも。ただし余計なトラブルを避けるためか、面倒な女や仲間と認めた相手に手を出すことはない。

ロッククライミングやスポーツカー、バイクなどスリリングなことが大好き。仕事仲間との絆を大切にしており、同僚の友人も多い。IMFきってのスゴ腕スパイだが、時にドジや失敗もするところに親近感が湧く。

どんなに敵が大勢いても、可能な限り単独行動を好む。あらゆる銃火器を使いこなす一方で、格闘技を駆使した近接戦闘が得意。真っ先に敵の急所や関節を狙うなど、即効性のある最小限の動きで相手を倒す実戦力は、間違いなく軍隊時代に培われたもの。あらゆる状況に対処可能な鋭い洞察力を持ちつつも、ガンガン前に進んでいくタイプ。一見行き当たりばったりのようにも思えるが、本人は常に事態を把握しているのだ。

得意分野を持つ仲間たちとチームを組んで超難関ミッションを遂行。国の諜報（ちょうほう）機関で働いているおかげで、最新テクノロジーの機材が提供されるのも強み。超高層ビルでの宙づりダイブといった離れ業もお手の物。

一匹狼で、恋人や家族もいなければ親しい友の影もない。さらに言うなら車も着替えも一切持たず、住所すらない。父親は元海軍で、軍人のキャリアを歩んだのには家族の影響があったもよう。少年時代は父親の任務地を転々とし、世界各国に点在するアメリカ軍の施設を見てきたもよう。自由と孤独を重んじる放浪者であるが、狙撃事件の容疑者として逮捕された陸軍時代の元部下には意外なほどの執着を見せており、真実を暴くために奔走する。

女泥棒のナイアと恋に落ちたが、その後、一般人の看護師ジュリアと晴れて結婚。最近は仕事上の危険が及ばないように別々に暮らしているが、ジュリアのことは絶対に守ってみせると心に固く誓っている。

とにかく悪いヤツがいたら放っておけない極度の正義漢。そのせいで犯罪から痴話ゲンカまで余計なモメ事にクビを突っ込んでしまうこと多数。独自の哲学や倫理観、善悪の基準を確立しており、自分が信じる正義のためなら法律を無視することも平気。立ちふさがる相手は容赦なく病院送りにするか、必要なら命さえも奪う。悪党相手に「オレには失うものがないから、なんだってする」と宣言し、自らの正義を貫くためならどんな手段もいとわない姿はもはや鬼神。