第4回 リチャード・アーミティッジ&クリストファー・リー
『ホビット』思いがけない“舞台裏”
映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説「ホビットの冒険」を3部作で実写化!
昨年最後に、もしくは今年最初に観たのが『ホビット 思いがけない冒険』だったという人もそうでない人も、今年1年がいい年になりますように!
さて、特集第4回となる今回は、イケメンとして注目を浴びているリチャード・アーミティッジと名優クリストファー・リーの二人を紹介しちゃいます!
リチャード・アーミティッジ-トーリン・オーケンシールド
■リチャード・アーミティッジの“思いがけない冒険”!
「最初にこの役をオファーされたとき、当惑して、何でだろうとちょっと勘ぐりたくなったんだ。だって僕は大男なのに、ドワーフ役なんてね。だから、やろうという気になるまで少し時間がかかった。それに、製作自体もゴーサインが出るまで時間がかかったしね。とにかく、これは本当に自分にできるんだろうかと思うような役であり、とても大きなチャレンジだと思ったよ。大変な旅に乗り出す若い男、若いドワーフというキャラクターで、自分がやれるかどうかわからないという点こそが、挑戦してみようと思った最大の理由だった。
トーリンは複雑であり、欠点もあるからこそ、果てしなく興味をそそられるキャラクターだよ。この旅は彼が名誉を回復するチャンスであり、倒れる可能性もあるという点もやりがいがある。トーリンというキャラクターには名誉が詰まっていて、彼の誇り高さを僕はとても大切にしているんだ」
クリストファー・リー-サルマン
■クリストファー・リーの“思いがけない冒険”!
「白のサルマンは最高位の魔法使いだ。本作には白の会議というのが登場する。そこの彼は善良で聡明で高貴な魔法使いだ。時にいささか短気だったり、嫌味だったりすることもあるが、本作では決して危険な人物ではないんだよ。高潔かつ正しく、良識があり、誰もが彼の言葉に耳を傾け、敬うような人物だ。『ロード・オブ・ザ・リング』に登場したサルマンの片りんなどまったく見当たらないんだよ。
ピーター・ジャクソンをはじめとするスタッフ・キャストについては全員が協力的で、意欲的で、一流だったね。このテーマと物語に対して、非常に献身的で、ひたむきだった。その先頭に立っていたのが、言わずと知れたピーター・ジャクソンだよ。彼の他にこの作品を完成させることができる人などいないだろうし、仮にいたとしても、重要なのはそこじゃない。重要なのは彼がこの作品を作ったということなんだよ」
……いかがでしたか? 年が明けたばかりということで、まだ「明日から本気出す」……いやいや「来月から本気出す」と思っている人も多いかもしれませんが、そんな調子じゃホビットになっちゃうかも?
2013年も『ホビット』は第2作『スマウグの荒らし場』の公開が控えており、大注目です!
文・構成 編集部・福田麗
映画『ホビット 思いがけない冒険』は公開中
『ホビット』思いがけない“舞台裏”
■第1回 ピーター・ジャクソン監督
■第2回 イライジャ・ウッド&ケイト・ブランシェット&ヒューゴ・ウィーヴィング
■第3回 マーティン・フリーマン&イアン・マッケラン&アンディ・サーキス
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