映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』クヮヴェンジャネ・ウォレス来日密着!
映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』で大自然の中でたくましく生きる少女・ハッシュパピーを演じ、史上最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスが今年3月に来日! 東京でのプレミアから沖縄で開催された沖縄国際映画祭での舞台あいさつに登壇したクヮヴェンジャネちゃんに密着しちゃいました!
ハッシュパピーに負けないくらいのおてんばちゃんです
東京から沖縄にやってきたクヮヴェンジャネちゃん。「毎日、ちゃんと勉強をする」というママとの大事な約束をきちんと守った彼女は、朝から宿題をして、一日に何本もの取材をこなして夜はプールで大はしゃぎと元気いっぱい! 映画の撮影前に泳ぎのレッスンを受けたという彼女は、今じゃすっかりプールが大好きなんだとか。「日本人の女の子とプールで友達になったの!」とうれしそうに話してくれました。
最近のお気に入りはビヨンセの物まねだそうで、東京で行われたジャパンプレミアでも即興でビヨンセの歌を披露していたクヮヴェンジャネ。体を動かすことが大好きだという彼女は、沖縄でも時間が空けばダンスや歌を披露して、スタッフや取材陣に大サービス。 舞台あいさつ前も鏡を見つけてはダンスの練習をしていました。
やり始めたら止まらない! 日本で覚えた、恐怖のお気に入りゲーム!?
日本に着くなり、空港で待ち受けていた取材陣に「こんにちは! わたしはクヮヴェンジャネ・ウォレスです!」と元気に日本語であいさつしたクヮヴェンジャネちゃん。日本語のテキストをアメリカで買ってきたというほど、やる気満々!
舞台あいさつのため、スタッフにごあいさつの台本用の日本語をローマ字で書いてもらって一生懸命日本語を覚えていたクヮヴェンジャネちゃん。「どんな日本語を覚えたの?」と聞くと、「アッチムイテホーイ!」と笑顔で立ち向かってきました! 実は彼女、スタッフに教えてもらった「あっち向いてホイ」が気に入ったそうで、暇そうな人を見つけたら最後、何度も何度も「あっち向いてホイ!」が半永久的に続くのでした……。
名子役誕生の裏にあるのは、ちょっと怖~いママの叱り声!
9歳でアカデミー賞にノミネートされた名子役のクヮヴェンジャネも、素顔は普通の女の子。目の前にきれいな沖縄の海が広がっているというのに、ホテルの部屋でずっと取材なんですから、どうしたって飽きちゃいます。最初はいい子にしていたクヮヴェンジャネちゃんも、だんだん「遊びたい!」モードに……。そんな彼女を、怖~い顔で見ていたのは、一緒に来日していたお母さん。「クヮヴェンジャネ、ちゃんとしなさい!」とお叱りの声が飛んでおりました。
実はクヮヴェンジャネのお母さんは、学校の先生。舞台あいさつ前も、はしゃぐクヮヴェンジャネちゃんに「静かに!」「落ち着きなさい!」「プロフェッショナルになりなさい!」と愛のムチをバシバシと利かせていました。それでも舞台あいさつを立派にやり遂げたクヮヴェンジャネちゃんを「偉かったわね。プールに行こうね」と優しく抱き締める姿にステージママの愛を見せていただきました! ハリウッドの名子役はこんなふうに誕生するのですね!
映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』は4月20日より全国公開
取材・文:編集部 森田真帆