幼い頃から母親のバレエ教室で学び、俳優に転向する前はバレエダンサーとして活躍していたパトリックは、本作でもそのポテンシャルを遺憾なく発揮しており、パトリックにリードされたら誰でもうまく踊れるんじゃないかと思ってしまうほど。もともとダンスの得意だったジェニファーと組んで、記憶に残るダンスシーンの数々を生み出した。パトリックは自伝「The Time of My Life」の中で、その中の一つである湖でのリフトの練習シーンを振り返ると「湖の水はものすごく冷たかったのに、何度も何度も撮影をした。ジェニファーはとても軽かったけど、水の中で人を持ち上げるとなると痩せた女の子だったとしても500ポンド(約226.8キロ)ぐらいに感じるんだ」と撮影は過酷を極めたことを明かしている。