名優2人の半生をプレイバック!~マイケル・J・フォックス&ジョン・ヴォイト伝説
本年度の第71回ゴールデン・グローブ賞でも話題をさらった最新海外ドラマ「マイケル・J・フォックス・ショウ」と「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」。各番組でキーマンを務める大スター、マイケル・J・フォックスとジョン・ヴォイトだが、実はそれぞれの役柄と実生活に一致する点が少なからず存在する。そこで、今回は2人が演じるキャラクターと本人の半生を比較しながら、両作品の見どころをチェックしてみよう!
約13年ぶりの主演ドラマ「マイケル・J・フォックス・ショウ」でマイケルが演じているのは、本人と同じくパーキンソン病で引退した元人気ニュースキャスターのマイケル・ヘンリー。病気を抱えつつも現役復帰を決意するという設定もそっくりだ。そんな彼が家庭や仕事の問題、そして病気の症状に悪戦苦闘しつつも、前向きに新たな人生を歩んでいく姿は、まさにマイケル・J・フォックス自身そのもの。いわば彼の半自伝的な作品と言えるだろう。
妻アニー役に「ブレイキング・バッド」のベッツィ・ブラント、またマイケルの実の妻で「ファミリー・タイズ」の共演者でもあるトレイシー・ポランが、隣人の離婚ホヤホヤ独身美女ケリー役で第2話に出演。そんな二人の絶妙な掛け合いに加え、映画『6デイズ/7ナイツ』のアン・ヘッシュ、往年の名女優キャンディス・バーゲン、大物ミュージシャンのスティングが登場するなど共演陣も豪華。また、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役でおなじみクリストファー・ロイドとの再共演も予定されている。
「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」でジョンが演じるのは、主人公レイ・ドノヴァンの父親ミッキー。ただし、並大抵の父親ではない。かつて麻薬の売人をしていたこともある筋金入りのワルだ。そんな彼を今も憎む息子レイとの確執は、浮気が原因で離婚したジョンのことを長年恨み続けた実の娘アンジェリーナ・ジョリーとの関係を彷彿(ほうふつ)させる。20年ぶりに刑務所から出てきたミッキーだが、果たしてジョンとアンジーのように息子と和解できるのか?
リーヴ・シュレイバー扮(ふん)する主人公レイ・ドノヴァンは、ハリウッドでも名うてのフィクサー。つまり、セレブたちのトラブルをひそかに葬り去るすご腕の解決屋だ。麻薬やセックスなど有名人が巻き込まれるスキャンダルは枚挙にいとまがない。尾行や盗聴、脅迫に暴行など手段を選ばない彼の仕事ぶりは、ゴシップ事件の裏側で何が起きているのかをリアルに連想させ、ハリウッドの闇をのぞかせてくれる。ちなみにリーヴ・シュレイバーも本作で第71回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされた。
かつて切れ者のニュースキャスターとして人気を集めたマイケル・ヘンリー。パーキンソン病を患って5年前に現役を引退した彼は、愛する妻や3人の子供たちとの時間を優先してきた。しかし、とある出来事がきっかけで復職を決意。かくして、病気を抱えながら仕事と家庭を両立するという前途多難な新生活が幕を開ける……。
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて4月25日(金)20:00、独占日本初放送スタート!
[二カ国語版]毎週金曜20:00-20:30ほか
© 2013 Sony Pictures Television, Inc. All Rights Reserved.
ハリウッド業界の裏で暗躍する非情なフィクサーであり、同時に妻や子供を愛する良き家庭人でもあるレイ・ドノヴァン。だが、父親ミッキーが20年ぶりに刑務所から出所したことから、順風満帆に思えた彼の生活に暗い影が忍び寄る。家族の絆を取り戻したいと語る父を信用できないレイ。次第に彼の仕事も生活も歯車が狂っていく……。
海外ドラマ専門チャンネルスーパー!ドラマTVにて3月14日(金)22:00、独占日本初放送スタート!
© 2014 Showtime Networks Inc. All Rights Reserved.