2本目は、クロエが『キック・アス』でブレイクする前の2008年に、ジェニファー・ローレンスと共演した『早熟のアイオワ』。売春婦を母に持つ姉妹が劣悪な環境の中で希望を見いだそうとするさまを描く。後に『世界にひとつのプレイブック』でオスカーを手にすることになるジェニファーの圧倒的な演技力もさることながら、ラストでマーヴィン・ゲイの「Ain't No Mountain High Enough」をノリノリで歌うクロエ(撮影時10歳)の超キュートな姿は必見だ。
そのほか全米では、キーラ・ナイトレイ共演の『ラギーズ(原題) / Laggies』、ヤングアダルト小説「ミアの選択」を映画化した『イフ・アイ・ステイ(原題) / If I Stay』、シャーリーズ・セロン共演の『ダーク・プレイシズ(原題) / Dark Places』、デンゼル・ワシントン共演の『ジ・イコライザー(原題) / The Equalizer』、クリステン・スチュワート共演の『シルス・マリア(原題) / Sils Maria』と、続々と出演作が公開待機中。まだまだクロエの快進撃は終わりそうにない。
(上)『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』より (C) 2013 UNIVERSAL STUDIOS All Rights
Reserved. 、(中)『早熟のアイオワ』より (C) The Poker House LLC
2009、(下)新作『ラギーズ(原題)』ではキーラ・ナイトレイと共演 George Pimentel / Getty Images