『96時間/レクイエム』特集:男も女もメロメロに!無敵の父親ブライアンに学ぶオヤジの美学
『96時間』シリーズの大ヒットにより「オヤジヒーロー」の筆頭格となったリーアム・ニーソン主演のシリーズもいよいよ最終章に突入! 最新作『96時間/レクイエム』では、ブライアンの元妻が殺され、そのぬれぎぬを着せられ、絶体絶命のクライマックスを迎える。男として、父親として、男性からも女性からも支持され続けるブライアンの魅力を追うとともに、シリーズで最も過酷な試練に立ち向かう彼のアッと驚くスキルをチェックしよう!
- 人物:
- リーアム・ニーソン
- 作品:
- 96時間/レクイエム
いざ戦闘モードのスイッチが入ったブライアンの強さは超人レベル! パンチや蹴(け)りなどのハードな打撃技から、巧みに相手の腕や首を締め上げる関節技までケンカ・ファイトは何でもござれ。目にも留まらぬ射撃術を駆使し、ナイフやこん棒といった武器も鮮やかに使いこなす。おまけに制限速度無視のドライビング・テクも超一流なのだ。
圧倒的な強さと共に、世界中の観客に衝撃を与えたのは、ブライアンのまな娘キムに対する過剰な親バカぶり。第1作では何度も電器店に足を運んで誕生プレゼントのカラオケマシンを購入し、初めての海外旅行にたつ彼女のことを異常なまでに心配。第2作ではGPSを駆使し、彼女の恋人の自宅を調べてしまった。ちょっと行き過ぎな感はあるけれど、全ては娘のため!
CIA時代に修羅場をくぐったブライアンは、とっさの洞察力や判断力にたけ、あらゆる緊急事態にすばやく対応する。第1作ではパリ滞在中のキムのピンチを察知し、瞬時にICレコーダーで通話の録音を開始。第2作では敵に捕まって目隠しをされた状態でさまざまな“音”を記憶し、のちにアジトの場所を特定するという離れ業をやってのけた。
威厳に満ちた声を持つブライアンが、ここぞという場面で発するスゴみ十分のセリフは、悪党のみならず観客の背筋まで凍らせてきた。その一方で第1作の「いいか、キム。おまえは誘拐される」「娘を救うためなら、エッフェル塔でも壊してみせる」という仰天発言が話題に。第2作では「いいか、キム。これからわたしは誘拐される」とも言い放った。
CIAの秘密工作員時代の激務がたたって妻と別れるはめになったブライアンは、家族のぬくもりを求める孤独な男だ。第1作には、一人暮らしの自宅でキムの成長を記録したアルバムを寂しく眺めるシーンも。また自分の過去をまったく語らない寡黙さは、そこはかとなく謎めいたダンディズムを漂わせ、世の女性たちの支持をも獲得している。
『96時間』好評発売中
© 2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
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『96時間/レクイエム』
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