『アナと雪の女王』特集:主題歌のヒット、流行語大賞……「アナ雪」社会現象のワケ
日本で最終興収254億8,000万円(日本映画製作連盟調べ)をあげる空前のヒットを記録したディズニー・アニメ『アナと雪の女王』。思わず口ずさみたくなる主題歌、幅広い女性の支持を得たヒロインのキャラクター、母子で楽しめる明快なストーリーなど、映画の枠を超えて社会現象を巻き起こした本作の魅力を振り返ります!
英語のみならず、世界25か国もの言語で歌われた本作の主題歌。松たか子が歌った日本語版「レット・イット・ゴー~ありのままで~」はもとより、May J.によるエンドソングも大ヒット。映画館で観客が本編を観ながら劇中歌を合唱するイベントも企画される熱狂ぶりで、その勢いはとどまるところを知らず、徳永英明や華原朋美らによるカバー曲が続々発表されることに。
第65回NHK紅白歌合戦では、ヒロイン・エルサの声を担当したイディナ・メンゼルと、日本語吹き替え版でアナの声を担当した神田沙也加とのデュエットも実現した。TSUTAYAのサントラCDレンタル部門でも年間1位を獲得し、2014年ユーキャン新語・流行語大賞では、本曲のフレーズ「ありのままで」「レリゴー」がノミネートされ、「ありのままで」がトップ10に選出された。
ディズニー映画の定番、ヒーロー&ヒロインによるハッピーエンドとは異なり、一国の王女であるアナとエルサという2人の姉妹がヒロインの本作。自身の「触れるものを凍らせる」という力を恐れ、人との関わりを避けて孤独に生きてきたエルサが国と妹アナの一大事に直面したことからついに自分の殻を破り、「ありのままの自分を受け入れる」というストーリーが幅広い女性層の共感を得た。
俳優の田辺誠一が雪だるまオラフのイラストをツイッターで公開するなど、愛嬌(あいきょう)たっぷりの個性豊かなサブキャラも大人気!
モデルやタレントとして活躍するローラ、神田うの親子、伊東美咲、元AKB48河西智美、お笑い芸人のいとうあさこら、SNSを通じて本作のコスプレを披露するセレブが続出。
中でもダントツ人気なのがエルサのコスチューム。アメリカではYahoo!が発表した、ハロウィーン用に最も検索されているキッズ用コスチュームで堂々第1位を獲得した。
★ラインナップ★
[5月2日]【WOWOW シネマ】
「アナと雪の女王」
[5月3日][吹]【WOWOW プライム】
「モンスターズ・インク」「ノートルダムの鐘」「アナと雪の女王」
ドキュメンタリー/教養:アナと雪の女王のすべて
[5月4日]【WOWOW ライブ】
ステージ:ディズニー・オン・アイス デア・トゥ・ドリーム
音楽:拡大版!ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2014
音楽:井上芳雄シングス・ディズニー~ワン・ナイト・ドリーム!
[5月5日]【WOWOW シネマ】
「メリー・ポピンズ」「ウォルト・ディズニーの約束」
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