原作へのリスペクトにあふれた『リトルプリンス』元飛行士の家:動画特集第4回
星の王子さまと、大切な10人の仲間たち
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』に登場する“モノ”は、大きなモノから小さなモノまで全て原作から引っ張ってきたものだとマーク・オズボーン監督は語る。その中でも、原作者であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリへの細かい敬意も見られるのが、元飛行士の家だという。
女の子の部屋に代表される「シンプルだが色味が全くない家」に比べて、雑多だが色彩豊かな彼の家。庭には星の王子さまと出会ったときの赤い飛行機が鎮座しており、それを取り囲むような美しい自然は、主人公の女の子もとりこにする。
元飛行士の家には、「なぜこんなものが?」とツッコミたくなるようなものも落ちているが、監督によるとそれも原作に登場するものとのこと。原作リスペクトによって生まれた宝物のようなアイテムたちは、劇中のあちらこちらにちりばめられている。鑑賞中、いくつ見つけることができるか、チャレンジするのも一興だ。
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日より2D / 3D全国公開