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最近、動物がおかしいと思いませんか…?全動物VS人類の戦いへ

「ZOO-暴走地区-」

 近年、動物が人を襲う痛ましい事故が世界規模で頻繁に報道されています。動物園のゴリラが子供を引きずり回したり、サファリパークで肉食動物が従業員や客に牙をむいたり、カラスが人間を攻撃したり、犬がブリーダーを襲ったり、ゾウやサイといった野生動物が暴走したり……。身近な動物が突然人間に牙をむく、そんなリアルな脅威を題材にしたドラマがあります。どのようにして動物が人を襲うのでしょう……「ZOO-暴走地区-」のリアルな恐怖とはいったい何でしょうか。(編集部・市川遥)

オオカミが囚人を虐殺:“人類を滅ぼす”という強い意志

「ZOO-暴走地区-」

 「ZOO-暴走地区-」の恐ろしいところは、動物たちが単に暴走しているわけでなく、ある特定の種=人類だけを滅ぼすために短期間で進化し、共闘するようになっていくところです。犬たちが人間を人目につかないところへ誘い出して死体の山を築いたかと思えば、動物園やサファリではライオンが交信し合って長年親しんだ飼育員やツアー参加者を殺害。果ては統率の取れたオオカミの群れが刑務所に侵入し、受刑者や刑務官を皆殺しにします。そこには“人類を滅ぼす”という確固たる意志を見ることができます。

ネズミの大群が人間を食い殺す:繁殖力が増大

「ZOO-暴走地区-」

 ネズミに至ってはただでさえ強い繁殖力が増大。航行中の貨物船の中で繁殖を繰り返してあふれ返り、乗組員全員を食い殺します。さらに新たな人間の肉を求めて何千もの大群となって海を泳いで渡るさまはまさにホラー! 「ガリガリガリガリ」とひたすら前歯をといでいるのは、しっかり人間を食べられるようにするためです。

効果的に人間を襲うために:異なる種の鳥同士が交信

「ZOO-暴走地区-」

 急速な進化の過程で異なる種類の鳥同士が交信できるようになり、町では奇妙な声で鳴く鳥の群がしばしば目撃されるように。鳥たちは種を超えて公園に集まるや、そこに居た親子連れを血祭りに上げていきます。また、肉食動物たちは皮膚の下が殻のように固くなり、麻酔や銃も効かなくなってしまいます。こうなったらもはや人類に勝ち目はない……?

「ZOO-暴走地区-」

 そんな事態の把握と原因究明、そしてそれを食い止める手立てを探ることになるのは、動物行動学者、サファリガイド、ジャーナリスト、獣医病理学者、フランス大概治安総局の分析官と各ジャンルのスペシャリスト5人から成るチーム。調査の過程で、動物たちの異常行動の裏にはバイオテクノロジー分野の大企業レイデン社の遺伝子組み換え製品があることが明らかになっていきます。

 現実世界でも最近、動物たちの暴走がやたらと増えているだけに、ドラマの中での出来事に、近い将来の現実と重なるようなリアルな戦慄を感じます。

「ZOO-暴走地区- シーズン1」DVD-BOXは11月9日発売 税抜き9,300円 DVD同時レンタル開始 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 公式サイト

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