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びしょ濡れ上等!夏ディズニーのトロピカル祭りレポート

 東京ディズニーリゾートでは、7月9日より夏のイベントが開催中! ディズニーランドは「ディズニー夏祭り」、ディズニーシーは「ディズニー・サマー・フェスティバル」とそれぞれの夏を満喫しちゃいましょう! どちらもびしょ濡れ要注意ですよ。ミッキーマウス達だけでなく、アリスや『トイ・ストーリー』の仲間たち、シンデレラを初めとするプリンセス達など、映画の人気キャラにも会えるので、夏の思い出になること間違いなし!(取材・文・構成:編集部 香取亜希)

■ディズニーランドは和で夏を体感!

 日本の夏に盛り上がることといえば、夏祭り! ディズニーランドも日本の夏祭りがテーマ。パーク内も和をイメージした、日本らしいデコレーションがあちこちに施されています。日本のディズニーランドだからこその特別感があります!

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 シンデレラ城前のキャッスル・フォアコートでは、「彩涼華舞(さいりょうかぶ)」を体感! ミッキーマウスやミニーマウスらが、それぞれ「彩」「涼」「華」「舞」を表現した演舞を披露。太鼓の音とともにドンドン盛り上がり、大量の水がかかります。人気のキャラクターもホースを持って狙ってきますよ!

 シンデレラ城も真っ青な高さまで伸びた水しぶきが、勢いよく降りかかってくるので、辺り一面水浸し! 1回に使われる水の量は約6トン!! 「打ち水」のレベルをはるかに超えて、一気に清涼感を味わえます。

■ディズニーシーは20トンの雨が降る!

 ディズニーシーは夏の果物いっぱいのトロピカルがテーマ。スイカやバナナのパラソルや、トロピカルフルーツでにぎやかに飾り付けられたパーク内は、南国ムードがあふれ普段のディズニーランドとは全く違う雰囲気の夏を感じます。

 メディテレーニアンハーバーでは、大量の水を浴びる「ミニーのトロピカルスプラッシュ」が開催。ミニーマウスが主役になって、サンバのリズムに合わせて踊りまくる! そして、放水、放水、放水の嵐!!

 まさかの至近距離からのバケツの水かけも! コントみたいですが、本当に容赦なくかけられます。しかも1回や2回じゃないので、心の準備をお忘れなく!

 クライマックスに近づくにつれ、水の量はさらに増して、目を開けていられないほど。台風直撃か! というほど四方八方から水がかかり、集中豪雨状態に!!

 あ、ミニーマウスが近くに来た、でも水しぶきがすご過ぎて、もはやミニーマウスの姿が見えない! 驚くことに、1回の公演で使われる水の量は約20トン! 昨年より増量しているということなので、この洪水にのまれてみるのも一興。カメラや携帯電話など、壊れやすい機器にはご注意ください。そして、メイクも……すっかり洗い流されてしまうのでそのつもりで。

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■映画ファンを満たすおすすめは

 ディズニーシーのハンガーステージでスタートした新しいミュージカル「アウト・オブ・シャドウランド」。ミッキーマウスの仲間たちは一切登場せず、18名のダンサーの歌と踊り、そしてプロジェクションマッピングなども使用して幻想的な世界を作り出すかなり本格的なショーです。内気な少女メイが森で迷子になり、不思議な光に導かれ「シャドウランド」に迷い込むというストーリー。夢と冒険に満ちた物語で、最後には勇気をもらえるという、ディズニーらしい魔法が詰まっています。いつの日か、この物語が映画化されたら……なんて想像しながら観るのも楽しい、見応えのあるミュージカルです。

 映画の人気キャラクターに会いたい! という人もご安心ください。夏の特別イベント以外にも、「ハピネス・イズ・ヒア」のパレードが楽しめます。『シンデレラ』『眠れる森の美女』『塔の上のラプンツェル』などのプリンセスはもちろん、『トイ・ストーリー』の仲間たちからもハピネスをもらえます! 2017年4月に日本公開が予定されている『美女と野獣』のベルもいました! ディズニーランドでは、2020年の春を目途に『美女と野獣』をテーマにした新しい施設を作ることが発表されているので、そちらも楽しみ。

 現在公開中の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の元ネタとなった『不思議の国のアリス』のアリス。子供っぽさを出すためか、ちょっとおどけて見せたり、おてんば娘っぽく振る舞ったりするところが、アリスらしくてキュート! このアリスが成長すると、映画でミア・ワシコウスカが演じたアリスになるってこと。

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