ADVERTISEMENT

カンバーバッチ、ジョディ・フォスター…ゴールデン・グローブ賞珍&名場面を動画でプレイバック!

ゴールデン・グローブ賞

来年2月に行われるアカデミー賞に向けて、現在前哨戦の賞レースの真っ只中。映画賞と言えば、受賞者のスピーチは“事件”の宝庫! そこで前哨戦の筆頭格であり年明け早々1月9日に開催されるゴールデン・グローブ賞(GG賞)の第74回授賞式を前に、歴史に残る名場面&珍場面を振り返ってみました。ベネディクト・カンバーバッチの“いたずら”から名女優ジョディ・フォスターのまさかのカミングアウトまで、アッと驚くハプニングが満載です!(編集部・石井百合子)

ADVERTISEMENT

【珍】カンバーバッチのフォトボム決定的瞬間(2015年)

第72回GG賞授賞式でのこと。当時、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー『ジ・インタビュー(原題) / The Interview』が話題になっており、式のホストを務めるティナ・フェイエイミー・ポーラーがこの映画にちなんだジョークを披露。ハリウッド外国人記者協会に入ったメンバーとして、北朝鮮の陸軍大将にして「ムービー・ワオ」誌の記者チョー・ヨンジャなる女性(演じているのはテレビドラマ『私はラブ・リーガル』などで知られるマーガレット・チョー)を紹介。ティナ&エイミーが「記念撮影しましょうか?」と提案したところ、ヨンジャが指名したのは隣にいたメリル・ストリープ。そこでマイケル・キートンがiPhoneを手にヨンジャ&メリルの2ショットを撮影したところ、背後でベネディクト・カンバーバッチがジャンプし、このフォトボム(他人の写真に写り込むこと)が話題になった。

【名】ジョディ・フォスターのカミングアウトに騒然(2013年)

第70回GG賞でジョディ・フォスターがセシル・B・デミル賞(映画界に貢献した人物に贈られる賞)を受賞した際、スピーチのなかで「わたしは1,000年も前にカミングアウトしてる。まだ理解のない時代、わたしは傷つきやすい少女でした。友人、家族、同僚から始まって徐々に周りの人々に打ち明けていった」と自身が同性愛者であることをカミングアウトした。私生活については伏せて来た彼女だけに、この勇気ある発言に映画界は騒然。さらに、「でも最近ではセレブの務めとして私生活をさらけだすべきだと聞いたわ。言っておくけど、わたしの生活はリアリティー番組じゃないの。今までもこれからも違うわ」とウイットに富んだ表現でパパラッチにくぎを刺す一幕も痛快だった。受賞に対して感謝を贈る人物の中で、ともに子育てをしたかつてのパートナーで、20年来の親友シドニー・バーナードの名を挙げた。

ADVERTISEMENT

【珍】レディー・ガガ&ディカプリオ、不仲説浮上(2016年)

第73回GG賞授賞式でテレビドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」の主演を務めたレディー・ガガがミニシリーズ&テレビムービー部門の女優賞初受賞の快挙。名前を呼ばれ、関係者と抱擁し合いながら感極まるガガ様がステージに向かう際、彼女の手がテーブルで談笑していたレオナルド・ディカプリオの肩に振れ、レオがギョッとした表情に。見ようによってはレオを振り払っているような格好になり、「2人の仲が悪いのではないか」「会場が狭いのが悪い」「ガガはレオに謝るべき」などTwitter上で物議を醸していた。

【名】ついに結婚したジョージ・クルーニー、のろける(2015年)

第72回GG賞授賞式でセシル・B・デミル賞を受賞したジョージ・クルーニー。受賞への感謝を述べるなか、「愛する人を見つけると謙虚になれます。待ち望んだ相手です。僕は53年も待ちました」とついに独身生活に終止符を打った喜びをあらわにし、「君の夫で幸せだ」と女優で妻のアマル・アラムディンに愛の言葉を送った。しかし、のろけ話で終わらないのがさすがアニキ。リベラルなことでも知られる彼は、2015年1月7日にパリで起きたシャルリ・エブド襲撃事件を受け、「今日パリで大勢の人が大行進を行いました。そこに各国のリーダーを含めさまざまな宗教の人々が大勢参加しました。その目的は抗議ではなく、恐れに屈しないと表明するためです。負けません。わたしはシャルリ」と平和を願う意思表示をした。

ADVERTISEMENT

【名】スタローンの「ロッキーは親友」スピーチに会場総立ち(2016年)

長らくアクションスターの第一線で活躍しながら俳優としてはイマイチ評価されず、ラジー賞の常連となってしまったシルベスター・スタローン。しかし、『ロッキー』の宿命のライバル、アポロの息子を主人公にした『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)でついにGG賞助演男優賞を受賞。会場は総立ちとなり万雷の拍手が送られるなか、こみ上げながらも「感情を抑えているんだ……」と控えめにスピーチを切り出したスタローン。妻子、エージェントのほか、「家を担保にして無名だった自分に映画をつくらせてくれた」恩人として『ロッキー』のプロデューサー、ロバート・チャートフアーウィン・ウィンクラーに感謝を述べ、最後は「ずっと親友でいてくれたロッキー・バルボアにもお礼を」とスタローンをスターダムに押し上げた名キャラクターへの愛で締めくくった。

【放送情報】 AXN独占生中継!第74回ゴールデン・グローブ賞授賞式
1月9日(月・祝)8:55amスタート
8:55am~レッドカーペット
10:00am~第74回ゴールデン・グローブ賞授賞式

AXNオフィシャルサイト>

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT