哀川翔が熱く解説! 本物の漢<オトコ>の見分け方!
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Vシネマの帝王と呼ばれ、主演作は映画を含めて100本以上! 数々のアクションをこなし、硬派を貫き通している俳優・哀川翔。男たちの憧れの対象として生きてきた哀川は、本物の漢<オトコ>を知っている。そんな哀川が映画『ザ・コンサルタント』を鑑賞した。田舎街の会計コンサルタントながらも、闇社会と対峙するほどの特異な戦闘能力を持った主人公ウルフの生き様について「本物のオトコだな。かっこいいよ」とつぶやいた! 日本男児代表、哀川が本物の漢<オトコ>の魅力とともに、本作の熱さを語った。(森田真帆)
「根性」~ギャップに驚け!弱者なんて言わせねえ!~
この映画の主人公、ウルフは人とコミュニケーションをとるのが苦手で、話すときも人の目を見て話すこともできない。そういう一面を持っているというだけで、この社会では弱者として見られてしまうことが多いけど、ウルフの父親がすっげースパルタでさ。もう徹底的にトレーニングして強くするんだよ。あの子育て方法って、賛否両論あるんだろうけど、おれはすごく共感する。弱者だからって甘やかして守るだけじゃなくて、とことん厳しくして強くして、絶対に負けない男になった。一見弱く見える主人公が実はすっげー強いんだからあのギャップはみんなびっくりするんじゃない?
「気合」~アクションシーンもマジでやれ!~
おれ自身、これまで出演したVシネマでもう何百回とアクションをしてきたから、映画を観ると本物かニセモノかがすぐに分かっちゃうんだよ。ニセモノのアクションシーンって妙に芝居がかっていて、役者が頭の中でこう動こうって計算してるのが伝わってくる。戦ってるんじゃなくて、戦ってる「フリ」してるだけだからね。でもこの映画は違ったね。主演(ベン・アフレック)も、相当マジだった。やっぱりそういう気合の入り方って大事だから。だってすっげー体してたもん。やっぱり主演でアクションやるからには、ちょっと当たったって我慢しなきゃならないでしょ。そのためにちゃんと体作らないとアクションシーンなんてできないからさ。動きも早いし、ちゃんと相手の動く先を見てた。本物だったよ。
「集中」~スナイパーライフルの極意は、主人公ウルフから学べ!?~
ウルフのスナイパーライフル、すごかったね! びっくりした。あの撃つシーンなんかもちゃんと研究したんだろうな。本物だったもん。おれもスナイパーライフルで、150メートル先の標的は撃ったことあるね。普通に当たったよ! スナイパーって撃つ時ってさ、息を吸ったタイミングじゃぜったいに引き金を引かないんだ。かならず上から銃口を下ろしながら息を吐いていく。弓道みたいな感じでね。そういう風に集中できないやつは一生かかっても命中できないと思う。スナイパーは集中が大事だから。ウルフは集中力がすごいんだよ。
「本気」~男にはスイッチが入る瞬間がある!奥深い作品だったぜ!~
この映画は、予告編をテレビで見ていて普通の強いヒーローが活躍するけっこう単純なアクション物だと思っていたのよ。でも実際に映画を観てみると、ウルフが強くなった背景にいろんな事情があってすごく深い映画だなって思ったね。テーマがあるから、観ていてすごく面白かった。もちろん殺しなんてやっちゃいけないけど、彼が殺す相手は社会的にも許されないような「悪」。男ってどうしても相手を許せないっていう怒りスイッチが入る瞬間があるわけ。おれの場合は、相手の気持ちを考えていない行動をする奴にはすごく腹がたつ。そういうとき、おれは本気で怒るよ!
ベン・アフレックが見せる本物の漢<オトコ>アクション満載の予告編はこちら→
映画『ザ・コンサルタント』は1月21日(土)全国公開