『ミッション・インポッシブル』超えの無重力アクション!トムVS.美女ミイラのアトラクションムービー!
提供:東宝東和
命知らずのアクションで常に観客を満足させてきたトム・クルーズが、またも常識破りのエンターテインメントに挑戦。5000年の眠りから目覚めた美しき王女ミイラの秘密をめぐるアドベンチャー大作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』はトム印の限界アクションと、文字通り冒険の楽しさを詰め込んだ一級アトラクションムービー。まるでトムと一緒にテーマパークに迷い込んだかのようなエキサイティングな冒険の数々をのぞいてみよう。(編集部・入倉功一)
■決死の洞窟探検!中東の砂漠にエジプト王女の棺が!
トムが演じる主人公のニックは、アメリカ軍関係者でありながら軍にナイショで古代のお宝探しに精を出す、いわばミステリーハンター。そんな彼が目を付けたのが、美人考古学者のジェニーからくすねた、古い地図が示す中東の危険地帯。地元勢力との激闘の末、ニックはその地下に古代エジプトの痕跡が残る謎の巨大空洞を発見する。
深い巨大洞窟に降り立ったニックは、なぜ古代エジプトの痕跡が中東に? というジェニーの疑問をよそに、お目当ての財宝を見つけニヤリ。しかし、深い洞窟の中央には、お宝だけでなく、鎖につながれ水銀の池に沈められた謎の棺が。棺を見つけた瞬間、ニックの頭には「私の選びし者」と呼び掛ける美女のイメージが浮かぶ。彼女こそ、エジプトを手にするため死の神セトと契約を結んだものの、人間によって生きたままミイラにされた邪悪で美しい王女アマネットだった……。
■トムがまた不可能を可能に!決死の無重力アクション!
トムといえば、これまで世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」から宙づりになったり、時速400キロで飛ぶ飛行機の側面にしがみついたりと、一歩間違えば即死のスタントに命をかけてきた男。もちろん『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でもそのチャレンジ精神は揺るがない。
アマネットの棺を中東からロンドンまで移送する飛行機が、謎のカラスの大群に襲われて墜落するシーンでは、トムが自ら本物の飛行機を急降下させたいと提案。本当の墜落状態を再現し、無重力になった機内で演技と複雑なアクションをこなすという離れ業をやってのけたパニックシーンは、ガチで命懸けだからこそ出せる、バツグンの緊張感を映画にもたらしている。
■これはトム版アキラ100%だ!コミカルな演技に注目!
お宝と美女に目がなく決して正義の味方とはいえないトム演じるニック。飛行機が墜落する中、たった一つのパラシュートをヒロインのジェニーに譲ったかと思いきや「もう1つあるかと…」とぶっちゃけるなど、三枚目キャラクターに挑んだトムの演技も見どころだ。
ちなみにトムがすっぽんぽんの素っ裸でパニック状態に陥るシーンは必見! 巧みに股間だけは死守するトムの“裸芸”は、まさにアキラ100%並みの妙技! 55歳とは思えない、完璧な筋肉のついたたくましい肉体にも注目。
■ロンドン砂まみれ!美しき王女ミイラと対決!
トムが対峙する美女ミイラ、アマネットを演じたのは、映画『キングスマン』の義足の殺し屋でブレイクしたソフィア・ブテラ。実は彼女、マドンナのツアーに同行した経験を持つ世界的な一流ダンサーでもあり、鍛え上げられたボディーが醸し出す貫禄は王女役にピッタリ。ミイラの肉体を包む包帯さえファッショナブルに見えてくる。
棺から解放された瞬間こそカラカラにひからびているアマネットは、生きた人間の口から生気を吸い取り、みるみるうちに元の美女として復活。生気を吸った人間を手下に従え、ある目的のためニックを執拗に追う。
その力はすさまじく、彼女が呼び寄せた巨大砂嵐によって、ロンドンの街は大パニックに。さらに、ロンドンの地下に隠されていた迷宮のような墓場からは、かつてエジプトに遠征した十字軍の遺体が復活。エジプト、中東、ロンドンをつなぐミステリーとは? アマネットはなぜニックにこだわるのか? そして人知を超えたモンスターに生身で立ち向かうニックの運命は?
■ジョニデとトムの共演も?「ダーク・ユニバース」プロジェクト始動!
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は、かつて『ハムナプトラ』シリーズとして映画化されたこともあるクラシック映画『ミイラ再生』(1932)のリメイク作品。そして、かつて映画スタジオのユニバーサルが生んだ往年のモンスター映画を一挙にリメイクする一大プロジェクト「ダーク・ユニバース」の第一弾を飾る作品でもある。
そのため本作には、モンスターという形でこの世に存在する悪を研究し、必要であれば破壊する秘密組織プロディジウムが登場。全てのユニバースをつなぐ組織となり、トップとしてこれを率いるのは、名優ラッセル・クロウが演じる天才ヘンリー・ジキル博士だ。
すでに『フランケンシュタインの花嫁』『透明人間』『狼男』『魔人ドラキュラ』『大アマゾンの半魚人』のリメイク企画が進行していて、透明人間にはジョニー・デップ、フランケンシュタインの怪物にはハビエル・バルデムを起用。つまり将来、トム・クルーズとジョニー・デップの共演が見られる可能性があるということで、記念すべき瞬間に備える意味でも本作は観ておく必要がありそう。新境地に挑んだトムの冒険は、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』からさらに広がっていく!
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日より全国公開
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