『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』~漫画連載:憑依系女子、 夢野映子の1日
憑依系女子夢野映子の1日
『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』というキャッチーなタイトルに惹かれた本作。とりあえず民生になりたいボーイと男を狂わせるガールが出てくることは予想がつくが、果たしてその真相はいかに。
《あらすじ》 奥田民生を崇拝するコーロキ(妻夫木聡)はオシャレなライフスタイル雑誌の編集部へと異動になる。仕事で出会ったファッションプレスの天海あかり(水原希子)にひと目惚れをしてしまい、恋も仕事も人生も狂わされていく。
編集者とライターの描写が多く、ライター側の私としては自分を見ているような気持ちになりました。安藤サクラさん演じるコラムニスト美上ゆうの「締め切り直前に事件が起こる」という言葉は全ライターが共感するかと思います。どういうわけだか締め切り前ってほかのことが気になり出してトイレ掃除を始めたりドラマを一気見してしまったりするんですよね。(すみません!)
ほかにもクセの強いライターや業界人が出てくるのですが、そのキャラクターの濃さに声を出して笑ってしまいました。そして、狂わせるガールの狂わせっぷりが想像以上にハンパないです。これはもう水原希子さんだからできることのような気もしますが、やっぱり笑顔っていいですね。スタイルの良さうんぬんより笑顔ですよ!(そう信じたい)
ヤナマリ的見どころ
・奥田民生の挿入歌
・ファッションプレス天海あかりのファッションコーデ
・クセの強すぎるライター陣
柳本マリエ プロフィール
17歳で渡米したことをキッカケに人生の歯車が崩れ出す。まったく紳士ではないイギリス人と4年間も付き合ったり、フランス郊外の知らない街で迷子になったり、色んな夢を追いかけていたら絵日記ブロガーになっていました。現在は肩に乗るネコと暮らしています。ブログ「肩乗りネコと三十路の勇者」毎日更新中!