『ナミヤ雑貨店の奇蹟』ロケ地巡りに行ってきた!
世界累計で1,000万部を超えるベストセラーである東野圭吾の同名小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。現在大ヒット中の本作の撮影が行われた大分県豊後高田市に行ってきました! ロケ地巡りツアーはもちろんのこと、一日旅行としても楽しめる豊後高田市。仕事を忘れて遊んできました!(取材・文:森田真帆)
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のあらすじ
2012年、幼馴染と悪事をした敦也(山田涼介)は、かつて地元の人から悩み相談を受けていた親切な店主(西田敏行)が経営していた「ナミヤ雑貨店」に身を隠す。廃業したはずの店の郵便受けに届いたのは、32年前に書かれた悩み相談の手紙。敦也たちは郵便受けが1980年につながっていることに気づく。
世界一の夕陽が見える真玉海岸でランチ!
門脇麦が演じる、本作のキーパーソンと言える歌手のセリが「REBORN」のPV(プロモーションビデオ)で夕陽を背に踊るカットが撮影されたのは、豊後高田市の有名な観光スポットである真玉海岸。日本の夕陽百選にも選ばれているこのビーチは、遠浅の海岸にできる干潟に真っ赤な夕陽が反射してとっても幻想的になるそうです。この日はお昼に訪れたので、今度は夕方に訪れたい!
撮影現場のすぐ近くにあるカフェ「SOBA CAFE ゆうひ」のテラス席でランチ。心地よい海風に吹かれながら食べるお蕎麦は最高でしたよ!
ゆっくり散歩したい!まったりムードの尾崎海水浴場
林遣都が演じる松岡克郎が少女時代のセリと散歩する海岸沿いの散歩道。そして両親のいないセリが弟と一緒に暮らす丸光園のセットが建てられていた尾崎海水浴場へ。セットはすでになくなっているのですが、今流行りの無料AR(オーグメンティッド・リアリティー=拡張現実)アプリ「COCOAR2(ココアル2)」をダウンロードして、写真を撮ると、あら不思議! 何もない土地に「丸光園」が出現しました! 写真は、出現した丸光園でパチリしたもの。
冒頭シーンを撮影した中央公園
豊後高田市中央公園は、冒頭のシーンで山田涼介演じる敦也、村上虹郎演じる翔太、そして寛一郎演じる幸平が車で走り出そうとするシーンを撮影した駐車場! 三角屋根の休憩所が目印です。
昭和レトロの雰囲気が残る新町通り商店街
敦也、翔太、幸平が夜の商店街を走るシーン、晴美が歩くシーンなど、本作のキャラクターたちが過去と未来でつながっていく商店街。撮影時は、朝から真夜中まで、長時間の撮影が行われたそうです。
同じ場所の場面写真を発見しました! 「かばた歯科」が目印です!!
地元の人たちの憩いの場である宮町ロータリー
新町通り商店街を抜けると、宮町商店街が。こちらでは商店街シーンが撮影されました。地元の人たちに聞いてみると「ここの道を山田くんが歩いていたのよ」「うちのお店でこんなお菓子買って帰って行ったよ」などなど、目撃情報をたくさん教えてくれます。
懐かしさに浸っちゃおう!ナミヤ雑貨店跡地
本作のもう一つの主人公「ナミヤ雑貨店」のセットが作られていた場所。現在は取り壊してすでにありませんが、こちらもARアプリを使ってパチリとすると魔法のようにナミヤ雑貨店が浮き上がります! ちなみに、現在は近くにナミヤ雑貨店の外観を再建設中とのこと。出来上がりが楽しみですね!
ロケ地巡りを楽しんだ豊後高田市はレトロ感がたっぷり! 昔懐かしいおもちゃを見たり、昭和アイドルのブロマイドにキャーキャーしたりと、かなり楽しませてもらいました。今回、ロケ地巡りツアーに連れて行ってくれたのは、本作にエキストラとして参加したという地元で建具屋をされている衣笠邦彦さん! ご協力ありがとうございました~。