内田理央が女子プロレスラーに!? 単独インタビュー
プロレスをテーマにした劇団子供鉅人の舞台「チョップ、ギロチン、垂直落下」で、女子プロレスラーに挑戦する内田理央。リングで練習をしている内田を直撃! 舞台に向けた意欲を聞きつつ、プロレスファンの記者・森田としては黙ってられん! ということで、プロレス協力をしているアイスリボン所属の女子プロレスラー選手・雪妃真矢と内田の二人からプロレス技をかけてもらって来ました!(取材・文:森田真帆)
初めてのプロレス体験にビクビク!
Q:女子プロレスはなかなか挑戦できる分野じゃないと思いますが、いかがでしたか?
最初に話を聞いた時は、全くプロレスを観たことがなくて、あるとしてもアントニオ猪木さんぐらいしか知らなかったのでイメージが全くわかなかったです。
Q:実際に練習を始めてみていかがですか?
技はかけるよりもかけられる方が難しいということを知りました。やっぱり受け身とか知らないと危ないので大変です。女子プロレスラーのみなさんがいかに日々鍛錬されているのかを知りました。でもまだまだ知らないことだらけなので、結構ビクビクしています。
Q:リングに入ってみるとまた感覚が変わりますね。
実際にリングに入ると意外に広くて。それにマットがすごく硬い! 今は飛んだり、ロープを使った技を学んだりしています。体を持ち上げられる技をやった時、腰が思いっきり反れて痛かったです(笑)。
Q:練習して強くなったと思いますか?
全然強くないです(笑)! プロレスラーの方々の動きを見ると、パパパパッと技をかけていますが、私はまだ「いきますよ~、技かけますよ~」みたいな感じですごくどんくさいので(笑)。もっと頑張ります!
これまでの人生はスポーツと無縁の日々
Q:今までスポーツの経験はありましたか?
中学の時は吹奏楽部で、高校は帰宅部だったので、全く何もやってないです。運動部の子たちって、すごく根性あるじゃないですか。私は逆で、腹筋とかもつらいとすぐにやめたくなっちゃう(笑)。だから今死にそうです(笑)。
Q:女子プロレスは、「オラー!」みたいなアグレッシブな感じですが、その感覚は内田さんの中にありますか?
全くないです(笑)。ゼロ%だったので、アグレッシブさは今一番の課題です。
Q:内田さんはとてもおっとりされているメージですが、大声を出して怒ることはありますか?
大声を出して怒ったりすることはほとんどないです。嫌なことがあったとしても、その場で怒らずに、家に帰ってからジワジワと怒りを募らせるタイプです(笑)。
Q:そういう内面を思い切り爆発させられる時がきたのですね。
実はそれが難しくて。自分の感情を芝居で爆発させられるようにならないといけないんです。これまでの役柄も、物静かな役が多かったので。自分の人生で思い切り怒鳴ったりした経験ってないし、そもそもそういう引き出しもないので。本当に大変です。
なるべく挑戦せずに生きていたい!
Q:普段は映像のお仕事が多い内田さんですが、舞台との違いはどんな点に感じますか?
ぶっつけ本番だから失敗できないところでしょうか。例えば、プロレスのシーンをもし映画で撮影するとなると、全く違う撮り方になると思います。でも舞台の上でプロレスをやるということは、絶対に失敗できないし常に緊張感があります。多分ちょっとでも集中力が欠けるとケガをしちゃいます。
Q:今回はかなりの挑戦になっていると思いますが、今後も新しいことにチャレンジしたいですか?
仕事ではいろんなことやってみたいと思っています。プライベートではなるべくチャレンジしないで、平和に生きていきたいタイプなので(笑)。
Q:となると私生活が気になりますが、オフの日はどうしているんですか?
ぬいぐるみを抱きながら寝ています(笑)。
記者・森田の女子プロレス体験レポート
実は大のプロレスファンであります、ワタクシ森田。この日、プロレス練習に励んでいた内田さんにお願いして、私の大好きな幾つかの技をかけていただけることになりました! アイスリボン軍の人気レスラー雪妃真矢さんと内田さんが動き出すと、アレヨアレヨと技がかかっていく。よく分からないけど気づいたら、スンゴイ体勢になっている私! 「乗りま~す」っていう声が聞こえたら、内田さんと雪妃さんが私の背中に! ひいいい。そしてそのまま顔を思いっきり反らされる私。ぎゃー! これ、結構ガチじゃねえか! というわけでめっちゃ顔がひどい状態になった森田をご覧ください。内田さん、キマってます!
舞台「チョップ、ギロチン、垂直落下」は11月6日(月)~19日(日)まで浅草九劇にて公演。追加公演も決定し、チケット好評販売中!