『パディントン2』~漫画連載:憑依系女子、夢野映子の1日
憑依系女子夢野映子の1日
「とにかく泣ける」と良い評判ばかりが耳に入ってくる『パディントン2』。ウワサ通り、開始2分で私の涙腺は崩壊しました。
《あらすじ》 ルーシーおばさんの100歳の誕生日のプレゼントにピッタリな飛び出す絵本を骨董屋で見つけたパディントン。絵本を買うために地道にアルバイトをしてお金を貯めるパディントンだったが、ある日その絵本が何者かに盗まれてしまい、パディントンに容疑がかけられてしまった。犯人は落ち目俳優のブキャナン(ヒュー・グラント)と確信したブラウン一家は、パディントンのために立ち向かう。
まず、パディントンの想像以上のモフモフの毛並みに心を奪われました。猫や犬などのペットを飼っている方にはご理解いただけると思うのですが、パディントンのモフモフ感がペットと重なって勝手に親目線になってしまうのです……。私が特に泣いたシーンは、パディントンが冤罪で刑務所に入れられてしまうシーン。まだこぐまだから、寝る前に本を読んでほしいと伝えるパディントン。でもそこは刑務所なのでもちろん希望は通らず……そりゃもう泣いてしまいますよね!?
そしてヒュー・グラント演じるブキャナンが妙にリアルで非常に良かったです。彼の昔の写真が並べられている描写は、つい笑ってしまいました。みんなから愛されているパディントンですが、その理由は「長所を見つける力」とのこと。なるほど納得です。長所と短所を並べると、どうしても短所のほうが目だってしまいがちですが、長所を見つけていくほうが建設的だしみんながハッピーになれますよね。
ヤナマリ的見どころ
・パディントンと送る刑務所ライフ
・ヒュー・グラントの過去写真
・ブラウンさんのヨガポーズ
柳本マリエ プロフィール
17歳で渡米したことをキッカケに人生の歯車が崩れ出す。まったく紳士ではないイギリス人と4年間も付き合ったり、フランス郊外の知らない街で迷子になったり、色んな夢を追いかけていたら絵日記ブロガーになっていました。現在は肩に乗るネコと暮らしています。ブログ「肩乗りネコと三十路の勇者」毎日更新中!