この春出会いたい!映画のイケてる男性キャラたち
今週のクローズアップ
冬の寒さに凍てついていた心も解け始めた今日この頃。耳をすませば、なにやら足音が聞こえてきます。そう、春。春が近づいてきましたよ。春といえば恋が始まる季節。新たな出会いへの期待に胸をふくらませている方に、この春の新作映画を彩るイケてる男性キャラたちを紹介します。(編集部・小山美咲)
■茶髪イケメンorメガネ男子
茶髪でいまどきっぽいルックスの彼と、黒髪×メガネという風貌の彼。好みが分かれそうな対照的な魅力を持つのが、『ちはやふる -結び-』の太一(野村周平)と新(新田真剣佑)。太一はインテリの努力家、一方の新は天才肌かつ福井弁を話す方言男子でもあるという、それぞれ見た目と中身のギャップ萌え要素も備えた実力派です。
『ちはやふる -結び-』(3月17日公開)は、競技かるたに打ち込む高校生たちの青春を描く物語。ヒロイン・千早(広瀬すず)を近くから支える幼なじみの太一と、千早がすべてを捧げるかるたを教えた存在である新。2人が抱く千早への思いが、心を揺さぶります。
■強くて頼もしいお兄ちゃん
頼りになる兄系イケメンに魅かれる方には、『曇天に笑う』の主人公・天火(福士蒼汰)がぴったり。2人の弟を持つ長男で、人望もあつく、どんなときでも明るい笑顔を絶やさない、理想の兄を具現化したかのような人物なのです。その上、肉体的にも強い天火には、思わず「守られたい」と思ってしまいそう。
明治維新後の滋賀県大津を舞台に、300年に1度出現し人々に厄災をもたらすという大蛇をめぐる戦いが繰り広げられる『曇天に笑う』(3月21日公開)では、天火の激しいアクションシーンも期待してOK。時代や舞台設定ゆえに個性的なビジュアルも見どころです。
■危ない魅力!?不良男子
不良風の男子がなぜか放っておけない! そんな方も多いはず。『honey』の鬼瀬(平野紫耀)は、赤く染めた髪と鋭い目つき、耳にはピアスがチラつく、まさに不良というべき風貌。周囲に恐れられる存在でありながら、本当は人一倍優しくてピュアという“王道の”不良キャラなんです。
『honey』(3月31日公開)は、そんな鬼瀬がヒロイン・奈緒(平祐奈)に「結婚を前提に付き合ってほしい」と告白することから始まるストーリー。不良なイメージとは異なる、笑顔や照れた仕草を見せつけられたら、ときめかずにはいられません。
■ストレートな王子様or熱いスポーツマン
美しい金髪にさわやかな笑顔、いわゆる少女漫画の王子様のようなルックスの男の子には、誰もが魅了されてしまうもの。だけど、スポーツ好き男子の親しみやすさも捨てがたい。『ママレード・ボーイ』のクールな二枚目・遊(吉沢亮)とテニス部で活躍する銀太(佐藤大樹)は、まさにそんな2人。
『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)では、遊は家庭の事情でヒロイン・光希(桜井日奈子)と一つ屋根の下で暮らすこととなり、2人の距離は少しずつ近づいていきます。しかし、銀太も幼なじみである光希を一途に思い続けていて……。観ているこちらも2人の間で迷っちゃいます。
■ちょっぴりワケあり問題児
不良とはまた違った意味で、目が離せないのが“ワケあり”っぽい問題児くん。手がかかるはずなのに、見放せないのは真面目タイプの方に多いでしょうか。『となりの怪物くん』の春(菅田将暉)は、謎多き不登校の問題児。頭はいいのに、予測不能な行動で周囲から恐れられる彼は、少しハードル高め?
『となりの怪物くん』(4月27日公開)では、春と恋愛経験ゼロで友達もいない雫(土屋太鳳)が出会い、互いに影響を与えていきます。徐々に明らかになっていく春の人柄、そして抱えた秘密を知るにつれ、彼に心惹かれていくのはヒロインだけではないはずです。