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タイタニックを大スクリーンでもう一度!

 デジタル化されて美しくよみがえった名作映画を映画館の大スクリーンで楽しめる「午前十時の映画祭」が今年も開幕! オープニング作品は、かつて日本中を熱狂させた映画『タイタニック』。1997年に公開された直後から主演のレオナルド・ディカプリオの人気はもはや社会現象というまでに加熱し日本にもその波は押し寄せました。「レオ様」の愛称が日本中に浸透したのは言うまでもありません。世界の映画興行収入の記録を塗り替え、日本でも262億円超え(興行通信社調べ)というとんでもない記録を叩き出し、日本歴代興行収入ランキング2位となっている伝説の名作が、今一度スクリーンによみがえります。(文:森田真帆)

劇場に行列ができた!暗い日本を救った空前の大ヒット

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(C) 1997 Twentieth Century Fox Film Corporation and Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

 映画『タイタニック』が公開されたのは、1997年。当時の日本を振り返ると消費税が5パーセントに増税、山一証券の経営破綻、神戸連続児童殺傷事件で14歳の少年が逮捕されるなど、決して明るい年ではありませんでした。そんな1年を締めくくる年末に本作が上映されると、豪華客船タイタニック号の客船を舞台に繰り広げられる壮大なロマンスと悲劇の実話を基にしたエンターテインメント作品に日本中が熱狂。劇場には、3時間超えの大長編にも関わらず立ち見が出るほどの空前の大ヒットとなったのです。クリスマスには劇場に大行列ができました。

青春の一作を大スクリーンでもう一度!

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(C) 1997 Twentieth Century Fox Film Corporation and Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

 アカデミー賞作品賞のほか、11部門で受賞した『タイタニック』は、監督のジェームズ・キャメロンのこだわりもあり、もともと圧倒的な映像の美しさ。その美しさに磨きをかけたのが、デジタル処理です。新たな息吹を吹き込まれた本作は、スクリーンで改めて観ると本当に美しく、音楽の素晴らしさにも引き込まれます。21年前、あなたは誰とどこで本作を観たか覚えていますか? もしかしたらあの時観た思い出の映画館も無くなってしまったかもしれません。両手をいっぱいに広げたローズを後ろから抱きしめるジャックの名場面を、21年後の今スクリーンで観ると当時の様々な思い出が鮮やかによみがえるはず! アカデミー賞主題歌賞を受賞したセリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を聞きながら、おセンチな気持ちに浸ってみてはいかがでしょうか?

一作たりとて見逃せない、もう一回観たかった名作が続々上映!

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PULP FICTION (C) 1994 Miramax, LLC. All Rights Reserved. C85

 自分が生まれる前や、小さかった頃に公開され、スクリーンでは観られなかった名作、そして時が経ってからもう一度スクリーンで観たかった名作。午前十時の映画祭は、そんな傑作を映画館で観られる最高のチャンスです。『タイタニック』を皮切りに、今後は、この映画祭で最高の動員を記録した『七人の侍』のアンコール上映をはじめ『用心棒』『椿三十郎』などの黒澤明監督作品の4Kリマスター版。『雨に唄えば』『メリー・ポピンズ』『グリース』などの名作ミュージカル。かつて若者たちを熱狂させたクエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』など一作も見逃せないラインナップが続々上映される予定です。

「午前十時の映画祭9 デジタルで甦る永遠の名作」は4/13(金)より全国58劇場にて毎朝10時開映
オフィシャルサイト

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