『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』~漫画連載:憑依系女子、夢野映子の1日
憑依系女子夢野映子の1日
「安室の女になれる」と話題の『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』。本当にあんなイケメンの女になれるのか……この目で確かめてまいりました。
《あらすじ》東京湾の新施設エッジ・オブ・オーシャンで行われる東京サミット。しかしサミット直前に爆破事件が起こり、毛利小五郎が容疑者として逮捕されてしまう。小五郎の無実を証明するため事件を調べるコナンは、安室透の怪しい行動に気がつく。果たして安室は敵なのか味方なのか。
私は今まで、これほどまで完璧にすべての女子の心を掴む男を見たことがありませんでした。本作にいたっては、コナンも蘭も脇役です。
安室透・降谷零・バーボンというトリプルフェイスを持つ男。鑑賞前から彼の噂は聞いていたので、一体どんな手口を使ってくるのかと楽しみにしていたのですが、これが想像の斜め上でした。いかに自分が小さい人間だったのかを思い知らされます。安室の最大の魅力はおそらくこの包容力(スケール)の大きさなのではないかと。
鑑賞後は安室の女になれたという自信からか、世界が通常より2トーンくらい明るく見えました。愛されるって、こういうことなんですね!(違う)
ヤナマリ的見どころ
・安室透のトリプルフェイス
・安室透のカーアクション
・安室透の彼女
柳本マリエ プロフィール
17歳で渡米したことをキッカケに人生の歯車が崩れ出す。まったく紳士ではないイギリス人と4年間も付き合ったり、フランス郊外の知らない街で迷子になったり、色んな夢を追いかけていたら絵日記ブロガーになっていました。現在は肩に乗るネコと暮らしています。ブログ「肩乗りネコと三十路の勇者」毎日更新中!