実写『銀魂』かぶき町に潜入!万事屋もリアル再現!
今週のクローズアップ
昨年大ヒットした映画『銀魂』の続編となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』が、8月17日に公開されます。物語の舞台は、パラレルワールドの江戸。主人公・坂田銀時が営む「万事屋銀ちゃん」をはじめ、さまざまなお店が軒を連ねる、かぶき町のセットになんと潜入してきちゃいました! そこには、角からひょっこり銀さんが現れそうなほどリアルに再現された、にぎやかな街並みがありました。(編集部・小山美咲)
“江戸”と聞くと、木造建築の日本式家屋が立ち並び、時代劇などで目にするような、いかにも日本らしい街のイメージ。しかし、『銀魂』の世界の江戸・かぶき町は、こんな感じ。ドーン!
パッと見ると「なんだ、わりと普通の江戸じゃないか(?)」と思いますが、目を凝らすと……ムッ!
ムムッ! カラオケ屋さんを見つけちゃいました(しかも何やら親しみを感じる……)。それもそのはず、『銀魂』が描く江戸は、宇宙からやって来た天人(あまんと)の台頭により文明がもたらされ、古き良き日本らしさと近未来的な文化が融合した世なのです。
そんな江戸のかぶき町で、いわゆる“なんでも屋さん”である、万事屋を営んでいる主人公の銀時(演:小栗旬)。そこでは、銀時のもとで侍道を学ぶ志村新八(演:菅田将暉)と、戦闘種族の少女・神楽(演:橋本環奈)も働いています。さっそく万事屋が見えてきました。
原作漫画やアニメシリーズ、そして実写映画1作目でも見たことのある、あの万事屋が目の前に! 2階が万事屋の店舗で、1階には大家のお登勢さん(演:キムラ緑子)がママを務める「スナックお登勢」が商い中です。
表には、銀の字が目印の銀さんのスクーターが停まっていました。
万事屋の内装はこんな感じ。ここで銀時と、神楽、新八の万事屋トリオが、さまざまな依頼を引き受けてくれます! 時にはムチャな依頼が舞い込むことも……。
『銀魂』の原作は、週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の空知英秋による人気漫画。街にはジャンプの名作を連想させるような(?)お店屋さんも多数ありましたよ。そう言えば、万事屋にもジャンプやコミックスがたくさんありました!!
『銀魂』の仲間たちが顔を出しそうな街をてくてく。お腹が空いたらこんな、かぶき町グルメに舌つづみを打つとしましょう。
お寿司屋さんや、麺屋さん。なんだかこう、行列の人気店間違いなし! という圧を感じるような店名です。
ほかにも「KO! KO! CURRY 行行カリー」というカレー屋さんもありました。
江戸らしい食事処もよいですが、奇をてらいたい方には、かぶき町が誇るエンターテインメント・カラクリレストランがおすすめ。高性能カラクリのおもてなしが受けられちゃいそうです。
冒頭で紹介したカラオケ屋さんのほかにも漫画喫茶があり、娯楽施設も充実していました。インターネットも使える!
金融機関や美容院、薬局など、住民の生活に必要なお店もそろっています。
かなりナウい雰囲気の床屋「BI YOU IN」は、サイケな看板で目立っていました。
薬局「松尾と清」の案内。マツオトキヨシ……。
ちょっとした休憩には、ふらっと立ち寄れるカフェも。こだわりのコーヒーをいただいて一息つきましょう。
一日遊び歩いた疲れをいやすサウナやマッサージ店なんかもあります。至れり尽くせり~。
残念ながらこの日、銀時たちには出会えませんでしたが、すっかりかぶき町を満喫しちゃいました。まだまだここでは紹介しきれない魅力がいっぱいで、興奮冷めやらぬまま帰路につきました。映画では、銀時たちのバックの街並みにも目を向けてみると、おもしろい発見がありそうです!
公開が控える実写映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』では、家賃を払うお金もない万事屋トリオが、生活のためにアルバイトを開始。しかし、どのバイト先でもなぜか天下の将軍様と遭遇してしまいます。同じころ、江戸の治安を守る特殊警察・真選組では内紛が起こり、それは将軍をも巻き込む陰謀へと発展してしまうのです……!
最後に、かぶき町・青少年健全育成会からの貴重なお言葉をどうぞ。