故バート・レイノルズさん主演作も!アメフト映画10選
先日逝去されたバート・レイノルズさんは大学時代アメリカンフットボールで活躍した経験があり、さらにアメフト選手役として『ロンゲスト・ヤード』(1974)では主演を果たしている。そんなレイノルズさんを偲びつつアメフトをテーマにした映画10本を紹介します。
『ロンゲスト・ヤード』(1974)
刑務所を舞台にしたアメフト映画。故・バート・レイノルズさんが元花形アメフト選手を演じている。ゴールデン・グローブ賞作品賞も受賞している作品。
『天国から来たチャンピオン』(1978)
天使のミスによってアメフトのスター選手(ウォーレン・ベイティ)が寿命より早く天国に。そのミスを帳消しにするため、仕方なく大富豪の体に魂を入れたところ、そこで一人の女性に恋をしてしまう……。ほのぼのとしたストーリー展開とエンディングにほっこり。
『ルディ/涙のウイニング・ラン』(1993)
決して裕福ではなく、炭鉱で働く主人公・ルディ(ショーン・アスティン)が、憧れの大学に入り、アメフトの選手になることを夢見る。決してあきらめないという気持ちの大切さを思い出させてくれる。
『ザ・エージェント』(1996)
アクションなしのトム・クルーズの魅せる演技に圧倒される! スポーツ選手の裏側で暗躍するエージェントたちの姿が描かれる。
『エニイ・ギブン・サンデー』 (1999)
オリヴァー・ストーンが監督、アル・パチーノ、キャメロン・ディアスが共演。プロリーグの内情がリアルに描かれているため、チームや選手の名前はすべて架空のものだが、類似チームや選手はについては誰か想像がつくという。アメフトのことを知らずともその内容がリアルであることが伝わってくる。
『タイタンズを忘れない』 (2000)
公民権運動で揺れるアメリカ・バージニア州の高校で起こった感動の実話を映画化。人種差別を超えて、奇跡を起こすアメフトチームの活躍が描かれる。コーチ役をデンゼル・ワシントンが演じた。
『僕はラジオ』 (2003)
アカデミー賞俳優のキューバ・グッディング・Jr.が主演。実話を基に、知的障害がある少年と高校のアメフトのコーチの交流を描く。
『かけひきは、恋のはじまり』 (2008)
ジョージ・クルーニーが監督・主演でアメフト選手を演じる。アメフトのプロリーグができたばかりの1920年代を舞台に、アメフトをこよなく愛する中年選手と、アメフト界のスクープを追う敏腕女性記者の駆け引きが展開する。
『奇跡のロングショット』(2008)
全米大会で史上初となる女子プレーヤーになった少女の実話を基にした映画。孤独な少女・ジャスミンは、クォーターバックの才能を見出され、少年チームに加わる。
『しあわせの隠れ場所』 (2009)
ホームレスの少年がある裕福な家族と出会いアメフトの才能を開花させる。サンドラ・ブロックがアカデミー賞主演女優賞を受賞。
ご紹介したほかにも『マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡』『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』『プライド 栄光への絆』などアメフトをテーマとした作品は数多くあります。日本人にはあまりなじみのないアメフトですが、熱い友情や心温まる物語は普遍的なテーマであり、たとえルールを知らなくとも十分映画を堪能することができます。