ジェームズ・ボンド&イーサン・ハントも真っ青!Mr.ビーンがスパイになっちゃった
提供:東宝東和
Mr.ビーンがスパイだったら……? 映画ファンなら一度は想像したことがあるかもしれないそんな仮定を現実のものとしてしまったのが、映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』だ。“現役スパイ全員の身元が暴かれる”という未曽有のサイバー攻撃を受けたイギリスは、隠居して小学校で地理の先生をしている元スパイ、Mr.ビーンのローワン・アトキンソン演じるジョニー・イングリッシュをしかたなく第一線に戻すことに。しかし彼は、ジェームズ・ボンドやイーサン・ハントも真っ青の、世の中に混乱をもたらす超絶おバカなアナログスパイだった! そのありえない、スパイっぷりをのぞいてみよう!(編集部・市川遥)
ジェームズ・ボンドとは真逆?女性との駆け引きが下手すぎる
スパイといえば、『007』シリーズのジェームズ・ボンドのようにマティーニ片手にバーで女性を口説き、情報を引き出すのもお手の物なはず。しかし、イングリッシュには妙にかっこつけるところがあり、女性との駆け引きがびっくりするほど下手! 本作には本家ボンドガールのオルガ・キュリレンコも謎の美女役で出演しているが、イングリッシュはすぐにポーっとなって彼女をすっかり信用してしまう。こなれたところを見せようとしてバーで醜態をさらし、彼女に気を遣われる始末だ。また、「ハイブリッドカーは嫌」とボンドと同じアストンマーティンのクラシックカーを乗りこなすも燃費が悪いことを忘れて飛ばしまくり、案の定、峠の途中でガス欠に。車はかっこいいのに……ダサすぎるぞイングリッシュ!
イーサン・ハントもドン引き!潜入も下手なんですけど!
『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントは最新テクノロジーで作られたマスクと変声機を身につけ、その教養の深さでどんな人物にも成り済ますことができるが、イングリッシュは潜入の腕も絶望的。デジタル技術のことなんて何にもわからない超アナログ人間なため、ただでさえ主張が強い顔面をしているのに、スコットランドのG12サミット会場に素顔のまま潜入してしまう。しかも、スパイが変装する際あまりしないであろう“バグパイプ奏者姿”という微妙に目立つ格好でだ。何とか会場である古城に入り込むも、警備に追われ、とっさに隠れたのが古い鎧の中。なぜか鎧はイングリッシュにジャストフィットで脱げなくなり、潜入中にもかかわらず、ほとんど身動きが取れなくなるという事態に。自主的に囚われの身になっていたら世話ないよ、イングリッシュ!
キングスマンのハリー・ハートもびっくり!キレキレなのはダンスだけ
『キングスマン』シリーズのハリー・ハートのようなキレッキレなアクションもスパイには必須なはずだが、イングリッシュがキレキレなのはダンスだけ。スーパー精力剤でトランス状態になると、「ちょっといいな」と思っていたはずの美女もガン無視で、ダンスフロアの中央に陣取りオールナイトで踊り狂う! 目にも留まらぬスピードで、顔芸も腰つきもハンパない! そのキレの良さをどうしてスパイ活動時に活かせないのか、イングリッシュ。でも潜在能力は意外に高いってこと……?
ジェイソン・ボーンも戦慄!無害な市民に襲いかかる
『ボーン』シリーズのジェイソン・ボーンは過酷な訓練によって瞬時にその場にいる人間が敵か味方かを見分ける能力を獲得しているが、イングリッシュにはそんなこと何にもわからない! VRで敵地潜入ミッションのシミュレーションをしたときには、初体験ゆえに何が現実で非現実かもわからないほどのめり込み、VRゴーグルをつけたままロンドンの街へ。そしてパン屋の店員から車椅子の老婆まで容赦なく襲いかかっていく。あなたが滅多打ちにしているのは、ただの無害な市民だよ、イングリッシュ!
しかし、そんなおバカなアナログスパイゆえ、イングリッシュがデジタルを駆使する今回の犯人の盲点となっているのもまた事実。イギリスだけでなく、世界まで巻き込む陰謀に彼がどう立ち向かうのかは映画館で要チェック! また、ボンドガールのオルガ・キュリレンコのみならず、イギリス首相役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・トンプソンと豪華実力派キャストが集っており、絶妙にスケールの大きなスパイ・アクション・コメディーとなっている。
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映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日より全国公開 公式サイト
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