いよいよ言葉を話すウォーカーと遭遇!【ウォーキング・デッド シーズン9】
今週のウォーキング・デッド
あっという間にシーズン前半のラスト・エピソードが到来! 新たな敵、“囁く者(ささやくもの※原作ではウィスパラーズ)”に気をとられていたら、なんと、別のサプライズも待っていた!(平沢薫)
※ご注意 なおこのコンテンツは「ウォーキング・デッド」シーズン9について、後半の「もう観ちゃった方向け」はネタバレが含まれる内容となります。ご注意ください。
今週のウォーキング・デッド連載:第8回
<これから観る方向け:ネタバレなし>シーズン前半最終話の定型は守りつつ、「おおっ!」となるサプライズも!
シーズン前半の最終話なので、シーズン後半に向けて「さあ、どうなる!?」のエンディングがやってくるのは、TVシリーズの定型パターン。そこはしっかり守りつつ、それだけじゃないサプライズが用意されているのが「ウォーキング・デッド」。今回も2回は「おおっ!」と驚く瞬間があるので、見逃せない。
そして、シーズン後半へのネタ振りも満載。新たな敵、“囁く者(ささやくもの)”についての新事実が少しだけ判明。これからの大きなドラマにつながりそうな出来事も起き、新たな登場人物たちが、少しずつ動きだす。
このエピソードを観て、シーズン後半の放送開始まで、ああでもない、こうでもないといろいろ予想するのも「ウォーキング・デッド」の楽しみなのだ。
<もう観ちゃった方向け:ネタバレあり>やっぱり、あの人物が動きだす!と思ったら、ええっ、もうシーズン前半のラスト!?
まず、何と言ってもラストが大ピンチ。夜の闇の中、“囁く者(ささやくもの)”に取り囲まれてしまったダリル(ノーマン・リーダス)たちは、この窮地から逃げ出せるのか? ミショーン(ダナイ・グリラ)や新キャラのユミコ(エレノア・マツウラ)たちが駆けつけたものの、絶体絶命な状況だ。
ここでサプライズだったのが、ジーザス(トム・ペイン)の突然の死。“囁く者(ささやくもの)”の一員に刺されて、あっけなく死んでしまうとは。倒れる前にかなり華麗なアクションの見せ場があるのは、ファンへのプレゼントか。しかし、そうなるとヒルトップのリーダーはタラ(アラナ・マスターソン)になり、彼女がマギー(ローレン・コーハン)の代わりに?
さらに、もっとサプライズで、かなり危険なのが、ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が牢の外に出たこと。彼の監視役のゲイブリエル神父(セス・ギリアム)が、交際中のロジータ(クリスチャン・セラトス)が負傷したとの知らせに動揺して鍵をかけ忘れるとはありそうな話だが、今、アレクサンドリアはミショーンが不在で、幼いジュディス(ケイリー・フレミング)とRJがいる。ニーガンがいったい何をするのか、ヤバすぎて想像したくない。
また、これから何かやりそうなのが、ヘンリー(マット・リンツ)。王国から鍛冶修行のためにヒルトップにやってきた彼は、イーニッド(ケイトリン・ネイコン)への淡い恋心が破れ、新しい友人たちと慣れないお酒を飲んで酔っ払って愚行をしそうになるが、さすがエゼキエル(カリー・ペイトン)とキャロル(メリッサ・マクブライド)の息子、危ういところで自分を見失わない。前話に続いてヘンリーの性格を描くエピソードがあるのは、おそらくヘンリーが今後のドラマで大事な役割を果たすからだろう。これまでのカールの役割を担うようなキャラになりそう?
そして、このシーズン恒例の“意外なカップル”は、リック(アンドリュー・リンカーン)の息子カール(チャンドラー・リッグス)と親しかったイーニッドと、元救世主の一員で捕虜としてヒルトップに残り、今は鍛冶修行をしているアルデン(カラン・マッコーリフ)。アルデンはこれまでマギーに好意を持ってるように見えたが、まあ、もうマギーはいなくなったわけだし。
また今回は、“囁く者(ささやくもの)”の正体がちょっとだけ判明。ダリルが倒した死体の後頭部の縫い目を破ると、それはウォーカーの皮膚で作った仮面。人間たちがその仮面を被り、ウォーカーのふりをしていることが分かる。彼らはどんな集団なのか……?
と、気になることが山積みなのに、シーズン後半の日本での放送は来年2月11日。これから2か月以上も先とは遠すぎる!