2018年はクリスマス映画の当たり年!どれ観る?
2018年、平成最後のクリスマスシーズンはクリスマス映画が大豊作! 王道から変わり種まで、いろいろなタイプのクリスマス映画が現在上映&配信中と選び放題。友人、カップル、家族、お一人様も、きっと好みのクリスマス映画に出会えるはず!(編集部:香取亜希)
クリスマスの大切さを知る!
『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』(劇場公開中)
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う宗教的な意味を持つ日。それが、今のようにクリスマスツリーを囲んで家族や恋人たちが集い、プレゼントを交換し合うイベントとして楽しむようになったのはいつの頃からか?
そのきっかけと言われている1冊の小説が、1843年に出版されたイギリスの文豪チャールズ・ディケンズ著「クリスマス・キャロル」。冷酷無慈悲で偏屈な老人スクルージが、クリスマスイヴの夜に3人の幽霊に出会ったことで、自らの生き方を見つめなおし改心する物語。世界的なベストセラーとして今なお読み継がれる名作ですが、映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』では、その誕生秘話が描かれます。みんなで祝うクリスマスの始まりを知ることで、いつもより一層クリスマスが楽しくなりそう!
『クリスマス・クロニクル』(Netflix配信中)
サンタクロースは本当にいると信じている一人の少女・ケイトが、クリスマスイブの夜に本物のサンタクロースと遭遇! しかし、サンタクロースのソリを壊してしまい、プレゼントを配ることができなくなってしまいます。世界中の子供たちにプレゼントを渡すことができるのか? サンタクロースとケイト、そして兄テディがクリスマスを救うべく力を合わせます。
Netflixオリジナル映画なので、お家でゆっくり好きな時間に観られるのもうれしい本作。しかもプロデュースしたのは『ホーム・アローン』『ハリー・ポッターと賢者の石』などのクリス・コロンバス監督。子供心とクリスマス心を代弁するのに、これほど適任はいないのでは!? 冒険が終わるころには、サンタクロースを信じ、クリスマスを祝う気持ちを意味する“クリスマス・スピリット”のチャージは完了!
子供も大人も
『グリンチ』(劇場公開中)
ドクター・スースの人気絵本を原作に、『ミニオンズ』シリーズのイルミネーション・エンターテインメントが手掛けた長編アニメーション作品。クリスマスが大嫌いなひねくれ者のグリンチが、クリスマスを盗み出そうと計画します。
クリスマスが大好きな人たちが住む村は、巨大なクリスマスツリーはもちろん、至る所にクリスマスのデコレーションが施されてクリスマスムード一色。クリスマス嫌いなグリンチですら、緑の体に赤と白のマフラー姿と、皮肉にも見た目は完全にクリスマスカラー。その上、孤独なグリンチの過去のトラウマも垣間見え、思わず泣けてしまうエピソードも。優しさと愛を再認識できる物語がクリスマスにぴったりで、まさにクリスマス映画の大本命。
『オンネリとアンネリのふゆ』(劇場公開中)
フィンランドの児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズを映画化したシリーズ第2弾。クリスマスが近づきウキウキしていたオンネリとアンネリの家に、プティッチャネンというこびとの家族が訪ねてきます。こびとを捕まえようとする夫婦から彼らを守り、無事に幸せなクリスマスを迎えることができるのでしょうか?
北欧ならではのおしゃれな家具や絶妙なバランスの配色が人気の本シリーズ。今回はクリスマスを舞台にしているだけあり、クリスマスアイテムが目を引きます。オンネリとアンネリの家はもちろん、こびとが住むドールハウスの“プティ=小さい”クリスマスデコレーションがかわいい! サンタクロースが住む国としても知られる北欧フィンランドからのクリスマスプレゼントにふさわしい、優しくほっこりした気分になれること間違いなし。クリスマスパーティーに参加するときの合言葉は、メリー“プティ”クリスマス!
ロマンチックな気分に
『くるみ割り人形と秘密の王国』(劇場公開中)
「くるみ割り人形」のバレエ公演は、クリスマスの風物詩として有名です。その世界からインスピレーションを受け、ディズニーが壮大なスケールで映像化したファンタジー映画。
ヴィクトリア朝時代のロンドンを舞台にしたクリスマスパーティーや秘密の王国など、ヒロインのクララとめぐる幻想的な世界はため息もの。花の国、お菓子の国、雪の国など、それぞれをイメージした衣装やセットが華やかにスクリーンを彩ります。クリスマスのゴージャスな気分に浸りたい人にぴったり! 究極のプレミアム・クリスマスが体感できます。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(劇場公開中)
『ハリー・ポッター』シリーズからスピンオフした、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第2弾。劇中に直接的なクリスマスエピソードはなくても、クリスマスと言えば魔法やファンタジー要素は切っても切り離せないので、作品の世界観からしてクリスマス映画の仲間入り。
エディ・レッドメインふんする魔法動物を愛する魔法使いのニュート・スキャマンダーと、ジョニー・デップふんする黒い魔法使いことグリンデルバルドとの戦いが本格化する本作。悪い魔法使いの邪悪な魔法の迫力に驚いたり、惚れ薬を使ったおちゃめな魔法に笑ったり、魔法世界の魔力が大放出! 本シリーズの見どころの一つである、不思議な魔法動物たちも新キャラクターが続々登場。中でも、見た目は大きく狂暴そうに見えるズーウーの意外(?)なフェチがかわいくて愛嬌たっぷり。魔法世界にどっぷりつかれば、クリスマスの魔法も信じたくなる!
優しさと愛、そして魔法がたっぷりのクリスマス映画を観て、良いクリスマスをお過ごしください。メリー・クリスマス!